野口整体
     ■ 整体法とは? 〜野口整体の基本 ■



    野口整体の基本的な術法を整体法と呼んでいます。

    整体法と云うのは、かなりな広範囲の方法論を展開していて
    身体観であったり、生活法であったり、対処療法であったり、
    行法であったりで、相当に幅広いのです。
    いわば、野口整体の眺める世界観が山ほど納まっています。

    独特な言葉使いと方法論です。
    この世界観を案内するのは、まことに至難なのですが、
    まずは、言葉に託されている概念と具体的な方法を
    紐解いていってみたいと思います。

    
    

    ◆両手を用いるコト

    整体法では触手のことを、愉気と表現します。
    愉気は相手に触れ、気の交流がなされて、
    お互いの気の密度が亢まることにより、
    「感応」と云う作用が出現します。
    この「感応」と云う段階に深化することで、「気」の質的
    な変化が引き起こされ、身体の自律調整作用への前駆的で
    活発な働きかけと云う気の本来の動きが成されるのです。

    愉気の最初の着手は、気を集注する、と云うことです。
    「無心で手を当てる」と云うのが最もふさわしいやり方で
    手を当て、相手の身体の微細な変化に注意を向ける、という
    それだけに集注することで「無心」を作り出すと言っても
    良いのです。

    そのような身体使いに慣れてきますと、やがて相手の身体の
    奥の奥、より遠く、遠くへと視野が広がっていきます。
    気的に感じることが全体的になる、と云うような感じ
    でしょうか、、、
    このような感覚を得られるような状態が、感応領域へ
    一歩踏み出した、と云う感じだといえます。

    相手の身体が、こちらの気の集注に何らかの反応を示すと
    云う段階はまだ、「気応」という段階です。
    気と云うものは、気が動くことに敏感に反応し、何らかの
    応えを示すものなのです。

    手を当てて、冷たいとか、熱い、ビリビリする、すうすう
    風が吹いてくる等、感じられるのはすべて「気応」の段階
    の感覚と云えます。
    
    当てている処が、皮膚が弛み、穴があいてくる、脂が
    浮いてくる、散っていく等の気の動きが起こるあたりで
    「感応」の段階の扉が開き始めたと云えるのです。

    気応があり、同調し、共鳴作用が起こり、感応に至ると云う
    気の密度の度合いが深まるにつれ、転移していく段階を
    野口整体では、必ず両手を用い、対応を取ることで
    得られるのだと説明します。

    片手ではなく、両の手を用いる、どのような場合でも
    可能な限り両手を使うのです。

    触手あるいは、かざし手、それらを片手で行なう徒手法は
    世間では意外に多く見受けられます。
    片手の何処がマズイのかと云う事について、
    野口整体においての一般的な回答は、一方通行であること
    だと、言われます。

    いわば直流方向にのみ〜受け手への一方向の流入のみ〜
    「気」と云うエネルギーが伝達されるとイメージされやすい
    ところが問題なのだと説明されます。

    イメージだけでなく、実際に相互交流的なやりとりは
    片手では、障害が多いのです。特に右手では一方的な
    伝達に終わる確率が高いと言えます。

       



    ◆気を捉え部分に集注させるコト








    以下、順次書き込まれます。







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