野口整体 季節の身体


 
 ●2007年の春の身体
 ●2007年の梅雨の身体
 ●2007年の夏の身体
 ●2007年の秋の身体
 ●2007年の初冬の身体
 ●2007年―2008年の冬の身体
 ●2008年の春の身体
 ●2008年の梅雨の身体
 ●2008年の夏の身体
 ●2008年の秋の身体
 ●2008年の初冬の身体
 ●2009年の春の身体
 ●2009年の初冬の身体
 ●2009年―2010年の冬の身体
 ●2010年の春の身体
 ●2010年の梅雨の身体
 ●2010年の夏の身体
 ●2010年の秋の身体
 ●2010年の初冬の身体
 ●2010年―2011年の冬の身体
 ●2011年の春の身体
 ●2011年の夏の身体
 ●2011年の秋の身体
 ●2011年の冬の身体
 ●2012年の春の身体
 ●2012年の梅雨、夏の身体
 ●2012年の夏の身体
 ●2012年の秋、冬の身体
 ●2014年の冬、初春の身体
 ●2015年の春の身体
 ●2015年の梅雨以前の身体
 ●2015年の梅雨の身体
 ●2015年の夏の身体
 ●2015年の秋の身体
 ●2015年の初冬の身体
 ●2016年の初春の身体
 ●2016年の春の身体
 ●2016年の梅雨の身体
 ●2016年の夏の身体
 ●2016年の秋、初冬の身体
 ●2016、17年の冬の身体
 ●2017年の初春の身体
 ●2017年の初秋の身体
 ●2017−18年の冬の身体
 ●2018年の初春の身体



身体と云うものは不思議なもので、「身土不二」と云う言葉があるように地域性があります。

そこで、ここで指摘した季節の急処、焦点などには各地域によってズレがあります。

ここでは、季節の身体の変化、適応に伴う集約された身体の焦点が、一年を通して移り変わる、

日々、変移してゆくことを何となく知っていただければと思います。

それぞれの地域で、その季節の急処を発見していただければ本望です。


2007年の春の身体


春は、気が上昇し上胸部から頭部に気が籠りやすくなります。

うまく発散できると首の付け根から肩にかけて、一度滞留した上で頭頂にもくもくと

抜けてゆきます。

けれどこれがなかなか容易にいかないのが身体の常で、身体の個性の表現とも

云える「動きの勢いの癖」が各々の身体の中でアンバランスで特徴的な

「痞えた部位」を生み出して、やがてこの動かない一点が異常感を生み出して

ゆくことになります。

胸の真ん中やや下から、胸椎1〜2、4〜5番あたりに籠った気熱を頭頂に抜ける

ように誘導することが肝要なのですが、直接この部位に働きかけても逆にさらに

気が籠ってしまい、よけいに重苦しくなってしまいます。

血行異常と云うものも春の身体の特徴です。脳に血液が回りにくくなるという異常が

多いのですが、手足の先にビリビリ痺れた感じがあったり、朝起きたてに手に力が

入らなく、ぎゅっと強く握れない等と云う症状がでます。

頭がぼーとする、やたらに眠いと云うのも血行異常といえます。

この血行異常に対処するのに、側腹(そくふく)と呼ぶ脇腹の皮を使います。

脇腹のなるべく皮を掴むようにして、真横に引っ張るように愉気するのですが、

なかなか外気温が上がらないこの春は、脇腹からさらに上の肋骨から脇の辺りまで

皮をつまむようにするのが良いようです。

この感じはさらに梅雨まで続くこととなります。

肋骨の皮をつまむ愉気は、うまくやると上胸部の痞え(つかえ)を弛め、鎖骨と胸骨の

繋がり目が開いて、気の流れが頭頂からうまく抜けてゆきます。

身体の前面と後面の境目であるこの「側体」を使うのが良いようです。

また、寒さの続くこの春は足首も焦点といえます。

足首をくるむように愉気(ゆき)するか、細かく振るようにするかですが、

この春はなにしろじんわり愉気するのが適っているようです。










 側腹(側体)
 注:
  裸でつまむ必要は
  ありません。

 





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2007年の梅雨の身体


梅雨は、湿度が急激に増し、また未だまだ冷える日があるため泌尿器の負担が

増す季節です。

ここ数年の梅雨は雨の少ない、湿度のあまり上がらない傾向にありますが、

この梅雨も長続きしない雨と寒さの居座りで身体にとっては非常に過ごしにくい

季節となっています。

冷えが身体に滞留する季節ともいえますが、通常足の第3指と4指の足の甲の

長趾伸筋腱間の溝が狭まり、ここに脂だまりや硬結(こうけつ)が結ぶのですが、

この梅雨は第5指と4指の間に生じていて、押圧するとかなりの圧痛があります。

しかし、頚椎周辺、首から後頭部にかけて、ふわーと気が昇り、抜けてゆきます。

第5指と4指間は泌尿器に加えて、生殖器系統の痞え(つかえ)と捉えられます。

空梅雨のおかしさはここ数年の傾向ですが、これが、首の後ろの胸鎖乳突筋と

頭板状筋のそれぞれの裾の縁に硬張りをつくり、頭部の過敏さ、緊張の抜けない

状況を生んでいます。

ここを押圧すると、耳から頭頂にかけて、身体の前面と背面の境である体側の

ラインが弛み、気が頭頂に発散されて、過敏な感じがひとつ抜けるのです。

今季は、夏の到来が遅れ、過敏な傾向を残したままいきなり夏に入来しました。


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 足の甲4指、5指間

 

                                              

2007年の夏の身体


夏は、汗の処理が最大の注意点となります。

汗を如何に出すか、かいた汗の後始末をどうするかによって、大半の夏の変動を

上手に経過させることが出来ます。「汗と冷え」、この二つが眼目といえます。

より良く汗をかく。かいた汗はよく拭き取る。シャワーやお風呂も出来る限り活用

します。

この梅雨の気候の影響からか、今季は汗を冷やした下痢と云うものがあまり

ありませんでした。

頭の過敏な傾向が引き続いているため、腸の動きが非常に悪く、ウサギのような

ぽろぽろ便になっている人がたくさん居ました。

日差しによる疲労感も強く、最近の日差しは質的にかなり変容してきていると感じ

ます。昨年ころからですが、日差しの紫外線等の有害成分の影響が骨にまで

影響しているようです。

通常、紫外線は体内にビタミンD3を育成し、ビタミンD3は体内カルシウム成分を

形成することに不可欠な成分なのですが、何故、骨に影響しているのか。

骨を疲弊させるのか不思議ですが、量的、質的な変化があるのではと思います。

今季は骨のマッサージ法と云うものを考えました。マッサージといっても誰かに

やって貰うものでも、手を当ててやるものでもなく、胸部を中心に皮(皮膚)で

骨を拭ってゆくような感じになります。緊張の帯を上から下へ、下から上に持って

ゆくと云うものですが、活元運動(かつげんうんどう)や、活元動法の心得がないと

なかなか習得するのが難しく、お教えするのをためらってしまいました。

けれども残念ながらこれからますます必要になる養生法といえます。

そのため今季は骨そのものに気を通す、骨に愉気すると云う感じで深い層に

気を集め、それがじわーと広がってゆくようにします。

休養をとることは大変重要な季節です。













  骨のマッサージ
  皮と骨の間の気の輪を

 上下することで、
 マッサージする感じ。
  身体がうねる感覚で
  行なうのです。


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2007年の秋の身体


身体は、秋になり、冬の外気温に備えて、後頭骨、肩甲骨、腸骨(骨盤)と順に

閉じてゆきます。この大きな変化が春と秋の季節の変わり目に行なわれるのですが、

この大きな変化の際にその身体の特徴、動きの偏りが顕著に現れるのです。

閉じる動きの途中の痞え(つかえ)が季節の焦点に結ばれることが多いのです。

この秋は後頭骨の耳の後ろ側(頭部第4付近)の縦のラインや、

肩甲骨の上肢(腕)側の穴、溝に鈍りの点が現れています。

首、肩周辺の違和感として感じられ目の乾きが始まると、何とも居所がないような

疲労感、異常感となります。

鈍りの点のぼんやりした鈍った感じの処をひとつ一つ愉気しながら弛めるのですが、

簡易な方法として熱い湯につけたタオルを固く絞ってこの部位を包むように当て、

手で覆いながら蒸すようにしばらく当てることも有効な方法です。

肩甲骨に関してはお風呂に入った際に、熱めのシャワーをその部位を中心に

かけることもひとつ弛める良い方法です。


骨盤が縮む季節には、縮みにくい人、縮み過ぎる人とタイプ(体癖たいへき)により

様々な変動が現れます。

身体が閉じる方向に変化すると、体内温度を確保しようと皮膚が縮むのです。

ところが、腸骨が常に縮む方向に動きやすい人は

早い段階で皮膚が縮み、血管も圧迫され縮んでくるのです。

それが心臓の負荷を呼び、ポンプのフル回転がいきなり求められることによる

血行異常を引き起こします。

心筋や胸筋の痛みを感じたりします。

その緩和のために排尿を盛んにするようになるのですが、それが泌尿器の疲労を

呼び起こすのです。

泌尿器の疲労は両足の外側に重心がかかるというより片側に偏ってかかるように

なります。

左右偏りの調整のための風邪を引いたりするのですが、今季はこの傾向の人たちは

乾き始めた身体が冷えることで、下痢を起こすようです。

夏に下痢を起こせなかった上下型閉型九種傾向の人たち、また前後型もこのような

傾向にあるようです。

開いたまま閉じにくい人達は、もう少し後(初冬の本格的な乾いた時期)になって

左右偏りの顕著な身体となって風邪を引いたりいたします。

初冬の項と重なりますが、乾いた身体となり始めたこの時期に合うものは

足湯(そくとう)』と『指伸ばし』です。

身体の偏り疲労、痞えはこのまま初冬へと引き継がれます。


  後頭骨のラインと
  肩甲骨の穴、溝













































                                              戻る↑



2007年の初冬の身体

今季はじわじわと乾きが始まりました。通常、この地方では10月にどおおと乾いた

風が吹き、いきなりかっと乾いてしまうのですが、10月の下旬となってもまだ日中

は暑さが残り、風の勢いがありません。

じわじわとした乾きは肌の乾き、目の乾き(疲労感)にまず表れています。

初冬の乾きに対する処方は暖かい汁物を取ることです。鍋物、スープ類、ラーメン

おじや等水分を食べることによって取ります。水分が吸収されるとまだ汗ばみます

目の疲労を弛める『目の徒手法』を行なったり、仙骨に働きかける骨盤行気法

有効なようです。

11月に入って乾きの本格化に伴い、左右偏り疲労による喉の痛みや風邪、

血流の痞えからくる手足の冷え、痺れ感等の異常を覚える人が増えてきました。

今のところほとんどに足湯が良く合い、肘湯なども(左フレーム参照)効果的です

     目の徒手法




冷えのポイント


11月も後半となり、かなり急速な乾きと寒さがやって参りました。この時期、

乾いて冷えると云うのが、身体の変動のほとんどの原因となります。乾きに対し

ては水分を補給するのですが、今冬は例年になく水を取るのが適っています。

通常は本当に寒くなってから(12月〜1月ぐらいから飲み始める)なのですが、

今は、一口づつ時々日中を通して取ると云うのが良いようです。

目、手、顔、と乾きによる皮膚のカサつき、ヒビ割れが始まると寒さが本当に

「身に染む」と云う感じになります。このどうにも冷えた感じには、乾いて冷えた

焦点(ポイント)があります。今季のポイントは『肩(三角筋下部の穴)』と『大腿

筋膜張筋の溝』と『膝上部の穴』の3点が冷えのポイントであるようです。

『肩』のポイントは前面で交差させるように穴を指腹で押さえていると、目と膝と

足裏にヒビキ、違和感が出てきます。やがてほんわり暖かな感じが背中、腰に

出てきます。よく孤独に打ちひしがれた物語の主人公が自分の肩を抱いて

丸くなって、涙すると云う場面がありますが、寒々とした心を多少ともぽっと温か

くする方法として、この冷えのポイントを知らず知らずでも押さえると云うのは理

に適っているなと思うのです。

それぞれのポイントは冷えていると押さえた感じが何か「変」な感じがします。

鈍りの脂(あぶら)と云うものですが、気を集めることで変化します。




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  冷えのポイント(三角筋の穴)
  

   


  冷えのポイント(大腿筋の穴)
   

 冷えのポイント(膝頭上部の穴)
  


2007年―2008年の冬の身体


冬の外気温の低さに伴って、骨盤はひとつ閉じ、皮膚は縮み、血管そのものの

弾力が落ちるため、血流の痞えが生じやすくなります。

末端の手足の先が冷え、心臓はポンプ圧を高めて正常な血流を促そうとする

わけですが、全体に体機能が鈍ってしまうこの季節は、心臓も心筋の動きが硬く、

すぐに草臥れてしまうのです。

そこで、泌尿器がフル回転で高まりすぎたポンプ圧でふうふう言っている心臓を

助けるのです。頻尿気味となり、尿意がいつまでも続きます。

やがて、泌尿器も草臥れてしまうのですが、これをちょっとづつ、その都度疲労を

弛めて置くことが肝要となるのです。

『足湯』や『水を飲む(お風呂のつかりながらちびちび飲む)』等、身体の各部の

負担を和らげておくのです。

泌尿器の草臥れをひとつ抜くのに『尿切り法』と云う体動作を排尿の度ごとくらいに

やっておくことも養生の大事なポイントです。

排尿後にゆっくり片膝をくの字にまげて、ちょっとためてから、またゆっくり戻す。

次に腰を中心にヘソを前に出すように前傾してゆきます。

また少しためをつくってから、ゆっくり戻す。身体の中の動きをじっくり感じ取る

ようにしてゆっくりした動きをすることがポイントです。

すると戻して最初の体勢になった頃に残った尿がポタポタと落ちます。

『尿切り法』で頻尿が完全に止むわけでもないのですが、切れが取り戻った感じが

出てきて、やがて頻尿事態が気にならなくなります。


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     尿切り法


2008年の春の身体


今年は、花粉症の当たり年のようですが、猛烈に花粉の飛散量が多いと言われて

いた昨年はそれほど苦しむ人も少なかったようです。

なぜ、飛散量に比例することなく花粉症が流行る年とそうでない年があるのかと云うと

身体の体勢と云うものがあるのです。

体勢と云うのは、身体の状態のその時その時点での「傾向」と云うことなのですが、

この春は、肩甲骨上部から頚椎(首の骨)下部と胸椎(肋骨等に繋がる背骨)の

繋がり目あたりの硬張りが顕著で、これをはがすように弛めてあげておかないと

「花粉症」的な傾向で苦しむ人が多くなります。

「花粉症」と云うのは肩甲骨の張り付いたような硬張りと肝臓付近(右肋骨の下部)の

痞え(つかえ)が重なった状態、体勢がまずあります。

この春も2月ごろよりすでに肝臓の気の痞えが見受けられたのです。

春は後頭骨、肩甲骨、骨盤と大きな「関節」が動き、開いてくる季節です。

この時、すらすらと無理なく変化してゆけば問題はないのですが、

大抵が途中で痞え(つかえ)る、動かない部分が出てきます。

肩甲骨も比較的上部が硬張ったり、痞えると花粉症的な『風邪』をひくと云う事に

なります。


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2008年の梅雨の身体


梅雨の季節は、古い故障や抱える持病が表に表れやすい時期です。

あるいは日頃気付かないで、溜め込んでいた疲労が表面化する季節なのです。

体勢としては泌尿器系統が痞え(つかえ)やすく、尿が出にくかったり、色が濃く

なったり、むくみが出たりします。

また、泌尿器が草臥れたうえで「冷える」という体状況になりやすく、

足三里と足首やや斜め上の外側に季点ポイントがあります。

梅雨独特の、

頭にぼうやり霞がかかったような重だるさと云うものは、後頭部の後頭骨下縁

首との繋がり目に分厚い脂がかかったような硬張りがあります。

左右差があり、片側に顕著に現れます。

ここを押圧しているとこの『脂』が解けてくるのですが、受け手は鈍い痛みを

感じます。多少技術を要しますから、熱めの湯に浸したタオルを固く絞り、

この部分に当てて、しばらく蒸すようにあてがうようにします。

空梅雨になると―湿度があまり上がらないと―、重だるい感じを自覚しにくく

神経的な衰弱傾向が強く現れてきます。うつ傾向や過敏な精神状態に

なりやすいのです。

目の疲労感が強く、TVなどの明滅刺激が特に影響が大きいのです。

前述の泌尿器の草臥れと重なって、喉の腫れなど痛みから始まる「風邪」を

ひきます。


                                            戻る↑


 
    梅雨の季点




 
    後頭骨の脂












2008年の夏の身体


最近は夏場には湯船につからずシャワーのみで過ごすと云う方が増えております

が、シャワーだけですと、体表面に残った汗や体脂が掻き落とされるだけで、

外気温や日差しによってストレスを受けた皮膚の代謝機能の助けにならないの

です。

この時期の汗疹(あせも)様の湿疹は、皮膚に残った汗の塩が引き起こしているの

です。

この塩がシャワーではなかなか落ちない。湯船につかり、湯上り後、バスローブを

はおり、十分に汗を出すことでさっぱり排出できるのです。

最初、べたべたした汗が出て、やがてさらさらした汗が出てきます


湯上りの直後のこの汗の吹き出す時間を嫌がり、強風の扇風機やエアコンの

キンキンに冷えた部屋などで涼むとさっと、あっという間もなく汗は引っ込んで

しまいます。

汗は出し切り、身体のほてりが止むと大変にさっぱりとして涼しくなるものです。

ところが途中でこれを引っ込ませてしまうと代謝機能は落ち、不要な毒素や塩は

身体に残留してしまいます。

汗を出し、出たら拭き取り、可能ならば日中に一度はシャワーを浴びる、と云うのが

夏をしのぐ健康法なのです。


皮膚を引っ張る

夏の日差しでダメージを受けた皮膚を刺激しておき、初秋にすっかり新しい細胞に

入れ替えておくつもりで、思い出したときに何度かやっておきます。

特に日に晒している腕や足、顔などの皮膚をつまみ、引っ張るようにして

ぴんっぴんっと弾きます。顔のつまみにくい部分などは指先でぴんっぴんっと

引っ掛けるような感じで弾き、皮膚を動かします。

後、仙椎のあたりをぽんぽんと手の側湾で叩いておきます。

日焼けと云うのは一種の火傷と同じ皮膚のダメージです。

仙椎を叩き、皮膚を刺激すると云う火傷と同じような処置法が適うのです。


                                              戻る↑




























 


2008年の秋の身体


季節は秋の風情で、そこ此処に初秋の気配が感じられます。

身体はすでに8月の半ば過ぎ頃から、秋の変化を始めています。

秋口から身体は、外気温が下がり乾いてくる季節に備え、身体を縮める動きを

起こすのです。

後頭骨、肩甲骨、骨盤と関節が順々に閉じてまいります。骨盤が閉じて、

皮膚が縮むのですが、皮膚が縮むのに合わせ、抹消の血管も細く縮み、

このためポンプである心臓は血圧を高くして血液を末端まで送るよう踏ん張る

のです。供給が安定するまでの一時期、非常に不安定で、高すぎる圧力や

踏ん張れなくなって疲労してしまうなど、心臓の負担は大きくなります。

心臓の動きが不安定となると、血栓が脳に飛んだりと脳卒中などを引き起こす

血行異常が、この時期増えてまいります。

身体が閉じる動きも途中で痞え(つかえ)たりなど、季節の変化に伴う異常が

顕著な時期であるのです。


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2008年の初冬の身体


この時期、予想以上に乾きが早いのです。どんどん乾きます。

水分を取ることに気をつけても、追いつかない感じです。

これがこの冬の乾きの第一波でぐーっと乾いて、しばらくすると身体が落ち着いて

くるのですが、また年内にもう一回、1月の終わり頃か2月頃にもう一波と数回、

周期を持ってやってきます。

今の時期には、水分の補給は食べるようにとると云うのが一番、吸収が良いの

です。

鍋物やスープ、雑炊、ラーメン、うどんなどの汁物が適います。

もちろん水を一口づつでも、ちょこちょこと取るのは良いのですが、今は、食べて、

少し汗ばむと云う取り方が一番なのです。



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2009年の春の身体






 今春は本当に可笑しな気候で、気温は上がっても、

 一向に湿度が上がりません。
 
 この時期にいたって、また乾いてくると云うのは、

 経験がありません
 
 手がカサつき、唇が切れ、指が割れてくるなど驚きの様相です。

 あいかわらず、首横の太い筋である胸鎖乳突筋が過緊張し、

 頭の緊張が抜けず、

 呼吸が浅いと云う身体状況が続いて居ます。

 仙骨の突端に異常の焦点があり、ここを押さえると足裏が

 ビリビリとして、ヒビキます。

 非常に眠い春で、眠った感じを持てないほどに頭が緊張した人

 は、「不眠」に悩まされるようです。

 異常な時代様相が異常な季節を呼び込んでいるのかと、

 思えるくらい可笑しな春です。


 

 尾骨は頭の過敏な人の急処です。

 心理的に弛められないひとの尾骨は、硬張り、飛び出したままか

 中に巻き込むように曲がったままに固まってしまいます。

 尾骨がこのような状態では、眠れないし、また逆に深く眠れれば

 この尾骨はふっと弛むのです。

 右のような身体操法を考えました。

 やり終えてしばらくすると、頭の重みがふっと軽くなったような感じ

 がします。


















                                   戻る↑

 尾骨の斜め上で、座る

 尻の割れ目の上部先端に尾骨があります。
 尻尾の名残りなのですが、この尾骨から
 斜め上あたり、仙骨の突端の穴が、この
 時期の焦点になります。
 ここにしばらく手を当てているとやがて、足の
 裏がビリついてきます。
 足の裏は呼吸器、泌尿器、眠りなどに関係
 し、ひびくのは理に適っています。
 さらに続けると、やがて首から頭部にかけて
 モクモクと湯気のような温かい気が上がって
 きます。
 この感じをつかめると良いのですが…
 総合して、この気の動きの感じがつかめる
 ように、以下のような動作を考えてみました。

       仙骨のクボミに手を当てる
         

     当てたところ、お尻を突き出すように
     上体を前傾していく。
         
              
     おじぎをした状態で、膝を曲げて
     ゆく。腰が割れないところで止め、
     そのままで耐え、6つ数える
       
              ↓
      椅子の座面にお尻をゆっくり、
      落とし、座った状態になる。
      前傾はそのまま保つ。
       

 
     その状態のまま、つま先を床から
     上げ、そり上げながらしばらく保つ。
       

                                        
2009年の初冬の身体

 秋が深まり、やがて初冬の匂いが、運ばれてこようかと云う頃なのに、
 
 日中は相変わらずの暑さが続きます。

 去年もこんな感じで、初冬の乾きの一波が随分ずれて、気付かぬうち
 
 に、 やり過ごしてしまった記憶があります。

 今季の夏は、暑さがいまひとつで誰もが汗をうまくかくことが出来ませ

 ん でした。そのため、かききれなかった汗が脇の後ろ側のフチに

 残っています。

 これが、血行や肩甲骨の季節の変化の動きに邪魔をしています。

 今は、まずコレを処理しないといけません。

 この汗のかき残しが、多くの人に首の過緊張を、引き起こしています。

 まずは、順を追ってコレを処理してゆくのが、遠回りな様で近道だと

 言えます。


 汗、この代謝機能の急処は身体のフチのあちこちにあるのです。

 身体のフチと云うのは、極めて身体の内部へ影響するものです。

 皮膚と云うより皮に近い部分を外側に引きながら、愉気するのが

 コツになります。























                                  戻る↑

   脇をつまむ、側腹をつまむ

     

 脇の汗の名残りによる痞え(ツカエ)
 は、風邪や腕、肩の痛み、腕が上がら
 ない等の異常感を、生んでいます。

 脇の後ろ側の三角の筋、フチをつまむ
 ように引っ張るのですが、これが、
 痞えた人ほどとても痛い、飛び上がる
 ほど痛いのです。
 触ってみると、痞えた側は分厚な感じ
 で、脂がたまっている感じです。

 フチを上部から、3点くらい順につまみ
 最も鈍く、痛みがある処を重点に引っ
 張ります。

 しばらく引っ張りながら、つまんでいる
 と、首から後頭部にかけて、ポア〜と
 温かくなります。

 この湯気のような感覚が、頭頂から上
 にモクモク上がってくるくらいまで、
 つまんでいます。
        

      

 次に『
側腹そくふく』を、つまみます。
 側腹は、肋骨の下端から腸骨(骨盤)
 の上縁の間の腹の真横のフチを言い
 ます。

 肉ではなく、皮をつまむような感じで、
 真横につまみながら、引っ張ります。

 この場所も、脇と同じように、痞えた
 ところが、分厚な硬い感じで、つまむ
 と痛みがあります。

 ここも上から下に3ヶ処くらいをつまん
 で、最も痛い処をしばらくつまんでおり
 ます。

 しばらくすると、肩から上腕の下(二の
 腕と呼ばれる処)あたりにかけて、温か
 な感覚が起こります。

 最終的に肩甲骨あたりまで、ホカホカ
 して温かくなるまで、つまんでいます。


2009年―2010年の冬の身体

   帽子頭の冬

 








































                                     戻る↑


  帽子頭のフチを上げる

   

  

  

  




2010年の春の身体

                                      

























                                        戻る↑

  
  



  



  


2010年の梅雨の身体




 今年は本当に久しぶりに湿度の高い梅雨となりました。

 ここ数年、からからの乾いた梅雨でしたから、ちょっと身体を動かすだけで
 
 汗ばむ、この懐かしい感覚が感慨深くも、やはり、うっとおしくムシャクシャ

 する季節です。

 この梅雨、側腹ソクフクが急処となります。

 湿度が高まれば、やはり泌尿器、血行の急処である側腹が要点となるの

 でしょうが、こんなにドンピシャな年も珍しいほど、ほぼ、どんな変動にも

 適っています。


 やりかたもオーソドックスな方法で十分で、本当にここ数年では珍しい、と

 またまた感慨深く思います。

 湿気の高い時期の定式どおり、むくみやすく、皮膚に膿瘍や湿疹が、

 出来やすく身体は理由もなく痒かったりしています。

 どんな変動にしても、まずは側腹を引っ張っておきます。









                                       戻る↑

   

 


2010年の夏の身体

 

 
 7月の始めからは、前額おでこの上部、生え際の辺りに、温タオルを当てる

 と、大変心地良く、頭がふわぁと弛みました。

 夏の終盤になって、これが後頭骨、後ろ側首と頭の付け根の生え際に

 移りました。

 各個人によって心地よいポイントが多少異なりますので、お風呂に入った

 おりに、熱い湯に浸けて、固く絞った温タオルをつくり、まずおでこ側の髪の

 生え際、しばらく当てて次に後ろ後頭部側の生え際に当てて、心地よい方を

 より長めに当て、頭全体にホワァと、温かに弛んで来るのをじっと感じとり

 ます。


 
 そうしたら、次にそのまま髪を拭きます。

 温タオルで、拭き取るような感じで、全体をまんべんなく。

 この髪を拭くと云うのが、この猛暑には、とりわけ適うようで、通常クシで

 髪をすく代わりになり、より効果的なようです。これで、頭がひとつ弛みます。






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     生え際と髪を拭く@









  
     生え際と髪を拭くA


2010年の秋の身体

 
 9月に入り、あいかわらず日差しの強さが変わりません。
 
 本当に記録的な猛暑の年です。

 けれど、光の中に和らいだものが、音の中に静けさが感じられ始めました。

 夏のギラギラして、とっ散らかされた感覚が、やっと落ち着いて納まって

 きたのです。

 空気の密度は狭まり、物事に集注できる秋がやっと来たと感じます。

 身体も秋の変化を始めています。

 肩甲骨の変化は例年通りですが、しかし、この夏の猛烈な残暑を引きずっ

 て、上腕筋から腕の硬張って居る人が多く見受けられます。

 これだけ、腕が硬張って居ると云うことは、手と頭の連絡がまったく繋がっ

 て、いないと云うことなのです。

 これでは、頭の過敏傾向は抜けず、身体の表面の変動を頻繁に引き起こ

 します。

 皮膚の湿疹や、化膿。切ったり、虫に刺されたりと、まだまだ忙しいのです

 腰椎1番のこの問題が少し抜けるとやっと、腰椎5番に力が出てきて、

 すっくと、 背が伸びたように、澄んだ心の構えが生まれます。

 
 秋の変化が始まっています。

 今季は、肩甲骨の痞えツカエが、肩と腕の付け根から、なだらかにカーブ

 して、下がってゆく外縁にあります。

 これに、肩の前側と後ろ側の穴、クボミに痞えがあるのです。

 腕と頭のつながりが、不全な状態であると云うことです。

 さらに、腕が硬張った状態が長く続くと、秋の憂鬱に陥りやすい。

 睡眠障害や皮膚の過敏痛、歯痛など始まるのです。

 対処としては、温タオルで蒸すように当てて、温めるか、お風呂のついで
 
 に 熱めのシャワーをこの急処あたりにかけるか、軽目に押さえても

 良いのです


                                      戻る↑


  

 この夏の急処は、仙骨と腸骨
 のつながり目、溝にありました。
  (上の図の真ん中、下向きの
  矢羽の形が仙骨。つながり目
  は朱色のラインの部分)

 この急処を温タオルか、熱めの
 シャワーか、あるいは手を当て
 て愉気でも良いのです。
 とにかく、どれかの方法で温める。
 夏の変動、胸から上の異常、
 症状、お腹の具合に至る
 ほとんどは、まずこの仙骨の
 溝を温めておくと云うことが、
 肝心で、コレだけで経過を促進
 します。

 秋に入り、この急処が外側に
 移り始め、今は上図の体側の
 朱色のライン辺りに反応点が
 あります。

 同じように、ココも温めるのです
 温タオルが心地良いでしょうか。
          ↓


   

  今季は、肩甲骨の痞えツカエ
 が、肩と腕の付け根から、なだ
 らかにカーブして下がってゆく
 外縁にあります。




2010年の初冬の身体


 10月になり、秋も深まってきた。

 例年よりかなり遅い寒暖の差がやっと、というか何気なく、始まっている。

 日中のまだ、汗ばむ暑さと打って変わって、夕方の冷え込みは早く、

 またそれよりもさらに、明け方の冷え込みには落差があります。

 この寒暖差に無頓着な人が、実に多いのが、この時期なのです。

 この夏の異常な暑さのツケが、今、泌尿器の草臥れとなってさまざま、

 現れています。

 のどの痛みから始まる泌尿器風邪、春以来まったく弛まない頭の過緊張を

 抜くための高熱尿意の頻繁や残尿感のあるオシッコに悩む人も増えて

 います。

 腰椎3番のこの捻れ系の問題は、実はなかなか動かなかった腰椎1番と、

 腰椎5番へのアプローチといえます。

 この時期の腰痛や坐骨神経痛もL3→L5の働きかけでもあるのです。














                                        戻る↑
 足裏のフチ、夏の後始末

  

 この夏の猛暑の身体への影響
 は、予想を超えて甚大なもの
 でした。
 しかし、その多くは腰椎3番の
 痞えツカエ、泌尿器系の問題
 が背後にあるのです。
 この秋は、3番から1番、L3
 −L1系の変動か、L3−L5系
 の変動が顕著です。

 泌尿器系の高熱は、夕方から
 上がり始めるのです。
 また、皮膚湿疹や膿瘍なども
 L3−L1系の問題です。
 L3−L5系の変動は冷えを
 伴っていて、喉から始まる風邪
 となります。

 この夏の後始末をしておかない
 と、いけないのです。

 足の外側のフチに、この秋の
 急処が、あるようです。
 踵カカトの骨から足の第1指
 (親指)の根元の膨らみの大き
 な骨までの間、少し固めの
 筋肉の膨らみの部分を外側に
 つまむように、引っ張るのです。
 そして、そのまま少し指側に
 方向を向ける、少し難しいです
 が、このようなつまみ方、引っ
 張り方ですと、痛みはあります
 が、ある心地よさがあるのです。
 (上図)

   

 この時期は、知らぬままに
 昼夜の寒暖差から、冷えている
 場合が多いのです。
 上記のフチを処理した後、第3
 指と第4指の趾骨シコツと呼ば
 れる足の甲に伸びる柔らかな
 細い骨の間を指側から足首側
 に向けて、その広がりを押さえ
 ながら、確認します。

 間が縮まり、はっきりしない処
 は、痛みがあり脂ようのべたっ
 とした感じのものがあります。
 これを、手指で押さえながら
 気を通すのです。
 後は、足首を細かく振っておけ
 ば、万全です。


2010年―2011年の冬の身体

 
































                                     戻る↑
 
 
 


   

   

   

    



2011年の春の身体


 今季の花粉症の急処とは?

 春となりました!

 年頭は、昨年と似て極めて厳しい寒さの中の年明けとなったのですが、

 その後の急激な冷え込みでこの暖かな静岡でも1月中旬に降雪。

 雪が舞い、地面に降り積もり、道に凍結すると云う、この辺りで椿事と

 しか言いようのない風情を空のかなたからの頼りに送ってきたのです。

 この急激な冷えの後に、1月下旬より、にわかに暖かくなると云う

 ジェットコースターのような気候が続きました。


 このような破天荒ともいえる季節の流れの中で、今季は仙骨、

 骨盤周辺に大変、特徴的な動きが続いています。

 通常、春となれば免疫系の過敏傾向が肩甲骨周辺に現れるのですが、

 今季は骨盤の層を行ったりきたりで、急処が移り変わっています。

 この春、花粉症が大変な勢いを奮っています。今年初めて花粉症

 デビューと云う人も少なくなくこれらは、すべてこの特徴的な骨盤の

 動きに関わっているのです。

  


































































































                                       戻る↑
 骨盤!!ここに急処あり
  

腸骨下部ライン〜花粉症◆

今季の特徴は、仙骨、腸骨の
あちこちに急処ラインが経めぐ
るように移り変わり、そのどれ
もが、まさに急処という感じで
変化が大きいと云うコトです。

このような季節は本当に珍し
く、仙骨や骨盤の意外な関連
を、非常に面白く観ております。

今のこの立春から春分にかけ
ての、急処ラインは骨盤の2層
目の溝にあります。

仙骨の溝から体側方向に順々
に押圧してゆくのですが、
これが、今季、猛威を奮ってい
る花粉症と呼ばれる免疫過敏
に、深く対応しているようです。
特に、このラインは目の過敏
傾向に働きかけます。

 ◆腸骨2層目の処置
今季の骨盤はまず、腸骨上縁
のフチを刺激します。
腸骨(骨盤)の背中側の上縁
を、斜め上方向から軽く押圧
します。

  

フチが硬張っていたり、はがれ
にくいと、押さえると痛みがあり
ます。

次に、骨盤の上縁の山から
ひとつ、二つ目の溝が、今は
弛んで、力なくフニャフニャに
なっています。
この2層目の溝を、仙骨の溝
から、外側に、身体の横方向
に向かって、順々に押圧します

  

非常に痛みが強い異常感を
感じるところが何ヶ処か、ある
はずです。
ここを強からず浅からずの刺
激で、押圧します。
うまくいかない場合は、多少
押さえておいてから、温タオル
か、蒸しタオルで温めてゆくと
効果的です。

ここは特に、目の異常に関連が
深いようです。


◆側腹を引張る〜鼻の処置

  

鼻のつまり、鼻水などの過敏
症状には、側腹を引張ります

なるべく外側の皮を掴み、真横
に引張るのです。
ここは今、腰椎2番、3番の右
二側という処の硬直と対応して
います。
血行とも関連し、よく順々に
引張って刺激を与えておきます

同じように、ココを温めても、OK
です。温タオルが心地良いで
しょうか。
         ↓
◆前頭部の溝を寄せる!

  

前髪の生え際から、指1本分
入った処から、前頭部の真ん
中の山の裾野にあたる溝を
左右を寄せるように押圧しま
す。
ここも押圧で痛みを感じる処が
何ヶ処かあり、痛みのある処は
鈍った感触をしています。

鼻にも目にもヒビク感じがあり
これも処理しておく必要があり
ます。

今季の急処は、どれも温める
だけでは、なかなか通らず、
一度は押圧なりの刺激を与え
た方が、良いようです。
   
 ◆身体の焦点は日々、移り
  変わる。

今季の変化は早く、急流を漕ぎ
渡っているかのようです。
上に挙げた急処も春分が近づく
今では、少しづつずれ始めてい
ます。
〜たとえば、腸骨上縁のフチは
斜め上からでなく、斜め下から
押圧した方が適っている人が
出始めていますし。
個々それぞれの変化を見極め
ながらでないと、いけないの
です。


2011年の夏の身体

 汗の季節の過ごし方とは?

 今年ほど、汗かくことにさまざまな意味合い
 
 が付加されて重要なファクターとなる年も

 ないのではと思えます。

 汗は、かきようによっては代謝機能を高
 
 め、身体の老廃物を排泄し、結果的に

 気力を腹に拵えます。

 しかし、逆に内攻させる事で気熱が胸に

 こもり、この時期のさまざまなトラブルの

 原因となるのです。

 汗を上手にかけるように、するには、

 お風呂の入り方や夏独特の気分の持って

 行き方睡眠の質を亢める工夫など、
 
 ちょこちょこ、節目を作りながら過ごす事が

 肝心になります。



         皮膚のトラブルには…

           

      この夏は、皮膚にまつわるさまざまな
      変動が相次いでいます。
      湿しんやじん麻疹、化膿や膿瘍、はて
      は指先を切ったり頭部をぶつけて、
      ぱっくり口が、あいたり、蜂や虫、ダニ
      等に刺されたり、化膿したりと皮膚の
      トラブルが盛んです。

      これらは、基本的には腰椎1の頭の
      過敏さを弛めるために起きている変動
      です。
      〜暑さにより鳩尾の硬くなっている度合
      いで頭の過敏さを推し量る事が出来ます。

      この夏の骨盤の開きすぎにより、弛み
      きってしまい、たるみ、むくんだ皮膚は、
      泌尿器系と消化器系の疲労度合いに
      より、皮膚のトラブルを引き起こし、身体
      はここで頭の問題を解決しようと、腰椎
      3→1、腰椎2→1のラインの経過方向
      を画策します。

         ◆皮膚を刺激!パッツン法
         

      腕や足、お腹から背中、身体全部の皮膚
      を、大まかに軽く指で掴ツカむように、
      はじきます。リズミックにやるのがコツ
      です。
      鈍った皮膚への刺激として有効なのです。

         ◆足親指の付け根〜大腿部
      内股寄りのライン〜腸骨縁穴〜背中側
      わき腹へ。
           

         

         

       足先の急処から順々に押圧しても、
       温タオルを使っても、熱めのシャワー
       をかける、でも、どのような方法でも
       構わないのです。
       実際に、皮膚の何らかのトラブルが
       起こって居る時に使う急処ポイントに
       なります。







                          戻る↑

 三段湯〜お風呂の入り方
  
熱めのお風呂に段階をつけて
徐々に入るお風呂の入り方
です。

熱めと云うのは、浸けた足が
30秒くらいで赤くなる程度の
かなり熱めと云う温度のコト
です。
この夏は、かなりな猛暑と
なっていますので、身体は
開きすぎの傾向です。
そこで、熱めの風呂に入って
少し身体を引き締めながら、
汗を誘導するのです。

身体を引き締めるには、出来
れば、午前中に入る方が良く
ベストなのですが、
ゆったりと、時間の許す時で
かまいません。
入る時間より、出た後、汗を
流す時間がかなり、かかるの
です。


 ◆第1段階 膝下を浸ける
まず、湯船に立った状態で
入ります。湯の量にもよります
が、だいたい膝くらいか膝下
まで、湯に浸かります。
この状態で1分!

  

 ◆第2段階 胸下まで浸ける
次に、胸筋の膨らみの下まで
浸かります。
心臓に負担がかからないよう、
いきなり浸けないのです。
この状態で30秒〜1分!

  

 ◆第3段階 鎖骨まで浸ける
次に、鎖骨まで隠れるように
浸かります。女の方はたいてい
肩を浸けない人が多いのです
が、首に湯が触れるくらいは
浸かるのが良いのです。

  

この状態で、1分〜2分!
熱めの湯ですので、身体は、
キュッと縮まっています。
それが、身体全体浸かって
いると、やがて弛んできます。
フアッと広がってくる感じが、
あるのです。この広がった感じ
が出てきたなと思ったら、サッ
と、上がるのがコツです。判ら
なければ、だいたい1、2分。

この入り方は、入るときより
出た後が大事で、よく汗を出し
切るようにバスローブなどを
着て、しばらく汗をかいてゆく
事が肝心です。
水分補給も大量に摂るよりは
ちょっとづつ小まめに摂り、
エアコンも扇風機もごくごく
控え目がよく、サッと汗を引か
せないことが肝要なのです。





































 熱中症の対策とは?

熱中症はかつて、日射病とか
夏バテと世間で云われていた
状態を混合して、今は使って
いるようです。
基本的には、暑さによる体温
調整の失調が原因とされてい
ます。
その対策は、@水分補給と
A身体の冷却、B休養と
なっています。
しかし、熱中症とは、汗の内攻
がその最大の原因なのです。
汗が内攻し、うまく汗がかけない
ことから、胸部(胸腔内)に
熱が籠もることからくる、変調
です。

胸にこもった熱は、冷やしても
簡単には放熱しません。
また冷やす事で内攻した汗を
さらに固着させます。
(胸椎3〜5の硬直化)
一部、頭頂部(大泉門)を冷や
す事のみ有効ですが、これも
対症療法にすぎず、上がり
きった気を一瞬、下げるだけ
にすぎないのです。
熱に対する鈍りを呈している
身体には、強力に冷やすより
そよそよとした涼やかな微風
がより、適っており
冷所より暗い場所、光が柔い
だ場所で、ソヨソヨとした涼風
を当てた方が、身体にとっては
力を引き起こせます。
また、冷たい飲み物は逆に
渇きを誘います。
飲んだ直後は心地よくても
また、すぐに飲みたくなります
そこで、どうしても飲み過ぎと
なり、胃腸を疲労させます。
普段は温かい飲み物の方が
渇きが止まるのです。

         ↓

●今季の急処!!

肩の穴と腕の付け根の穴、2穴
 

頭側から肩の穴と腕の付け根
の穴に指をあて、少し押圧。
こもった胸の熱をひとつ、抜き
ます。

   背中側わき腹の急処
  

わき腹、やや背中側寄りに
手を当て、、温めます。
熱にあてられた人ほど、この
腹の後ろが冷えているのです
ここを温めると、じわっと汗ばみ
始めます。
※このポイントは非常に重要な
 急処で、下記の皮膚のトラブ
 ルにも最重要ポイントと、なり
 ます。


  仕上げのアキレス腱
足の裏のスジ、アキレス腱を
伸ばすように踵カカトを床から
少し浮かせたまま軽く引き、
ポトッと落とします。


◆身体の自然に適う生活

この暑いのに、熱い風呂なんか
とても入れないよ!!と
云う方もおられるでしょう、
冷たいものを飲むな!って
とんでもない!!温かな飲み
物なんか自販機に無い!と云う
人も居るでしょう。
出来うる限りで、かまわないの
です。
刺激として行なう事は、時々で
も十分ですし、エアコンを止め
られない人も、秋の不調を覚悟
するなら、かまわないのです。

しかし、お風呂上りに少し
冷ました温かな飲み物や
冷蔵庫から直に出した冷えた
モノでなく、これも少し外気で
さましておけば、カツカツの渇き
がいえるのを感じます。

風呂に首まで、浸かると
胸の苦しさ、熱い息と云うか
熱い空気が胸に痞えているよう
に重さを感じる人は、
湯に浸かったまま、上記の
背中よりのわき腹に手を当て
てみると、気が放熱して
少し楽になる事を実感すると
思います。

身体の自律性を亢め、敏感に
保つようになるには、時間を
要します。
だんだんで、身体の自然に
適った生活に近づけられれば
良いのです。


2011年の秋の身体

 この暑い夏の名残とは?

 今季の夏の暑さは、身体にこたえました。9月の半ば過ぎの今また

 異常に蒸した暑さが再来していますが、この異常さの名残りが、

 今季は胸郭にカチンと残っています。

 胸郭は肺や心臓などを守るように篭状におおっている胸の骨の

 全体の総称です。

 この胸骨や肋骨が今季、硬張り胸にこもったままの気熱を発散

 出来ないでいるのです。

 胸の硬張りが、迷走神経系統の過敏さを生み、肩から首の違和感

 や、頭痛、胸鎖乳突筋の張りや腸の動きを鈍らせています。

 この夏の困った置き土産の後始末が、今秋の身体を整える

 最重要なポイントになるのです。


































                                  
   戻る↑

 夏の名残の後始末。
 
胸郭が硬張った状態が続くと
大胸筋と肩の付け根付近が
硬直し、肩が前に巻き込むように
縮まります。
呼吸は浅くなり、血流が阻害され
やすくなります。
脇の肋骨の溝を押さえてみると
硬張り、痛みがあります。
この脇の皮(皮膚)を外に向けて
引っ張るようにつまむコトが、
対策法となります。
 

脇からわき腹(側腹)までにかけ
て、皮膚をつまんで引っ張るの
です。上記のように下に添えた
手と上から皮膚を押し出すよう
に指を添えてゆく方法と、単に
皮(皮膚)をつまんで、引っ張る
方法と、やり易いやり方で、
つまみ引きをして下さい。

  

胸郭が弛んでくると、膝の上に
温かな点が灯り、足を引き上げ
たくなります。

 

片側づつ引き上げ、立て膝に
すると、今の時期は内股になり
たくなります。
膝をくっ付け、内股状態にすると
先程の膝上の点と、さらに腸骨
の真横あたりに温かな点が
生まれます。

この季節の「型」は、洗毒法の
自動調律運動に入る前段の型
となります。
胸郭の弛め方は A@ に。
全体の型は BC にあります

ご参照ください。
       


2011年の冬の身体


 乾きの冬が、やっと訪れた

 立冬を過ぎて、今季始めて乾きの波がひたひたと訪れています

 秋以降、呼吸器を毀す人々が増え始め、マイコプラズマ肺炎や

 RSウィルスが猛威を振るっておりますが、これは、冬の「乾き」と

 秋からの胸郭の硬張りの名残とが、絡み合った変動といえます。

 人は乾き始めると、目の乾き、口の周りの乾き等、を覚えます

 しかし、「乾き」が進行し、乾いた状態が続く事になると、実際の

 乾きを感じにくくなるのです。

 乾きに対する鈍りが生まれるのです。

 外気温が下がるにつれ、呼吸器はフル回転しますが、やがて

 草臥れてしまい、代謝活動を泌尿器系が負うことになります。

 泌尿器の負担が増すのです。泌尿器がここで、草臥れてきま

 すと、目のカスミやボヤケが出たり、頻尿、しぶり尿の傾向が

 出始めます。

 泌尿器が負いきれなくなる頃、循環器系の血行の問題に

 「乾き」の問題が移行し、心臓、血圧、胸の痛み等が出るのです。

 もっとも早い段階で呼吸器を毀す人も居ますし、泌尿器が

 草臥れた段階で風邪を引いてしまう人も居ます。

 血行や心臓、代謝の問題を避けたい身体が、早いうちに手を

 打つのです。


                                  戻る↑



2012年の春の身体

 
●春の身体、、、


 一雨一雨と、雨が降り続き風が

 一吹きするごとに、春の様相に移り

 変わって参りました

 暖かさが、身体で感じられ多少、

 寒々としても何だか、薄手の服を

 着て、出かけたくなります。

 冬の寒さが身体の芯にこたえた

 時期とは、明らかに違うのです。

 どんな人でも感じ始めた、この春の

 実感は、けれど身体からすると、

 随分遅い気付きようなのです。

 
 今季の春は、1月の末に訪れま

 した。

 身体はすでに、この時期から春の

 動きを開始していたのです。

 春の身体になる!と云うのは

 大きな関節である頭骨、肩甲骨、

 骨盤が順々に開いくコトで、外気

 温の上昇に備えます。

 皮膚が弛み、胸が開く事で汗が

 出やすくなり、旺盛な呼吸で代謝

 機能を亢めていきます。

 このように熱交換しながら、暑さに

 対応し、より身体は活動的となる

 のです。

 しかし、この大きな変化が起こる

 この季節の変わり目に、間に合わ

 ない身体があるのです。

 変化についていけず、途中で痞

 ツカえたり、とだえたりします

 春は、気が頭に籠もりやすいの

 です。

 本来は、頭頂に向けて気が上昇

 し、そのまま頭のてっぺんから

 もくもく抜けてゆくのですが、これが

 頭にとどまったまま籠もってしまい

 がちなのです。

 籠もると、頭がふらついたり血流が

 頭の中でとどまったり、のぼせた

 ような感覚になったりいわゆる

 花粉症傾向が出始めたりします。
















                戻る↑





今季の春のポーズ
 
頭頂からまっすぐ上に抜ける
べき気の盛んな発散が、頭部や
首、肩、上胸部に痞え、籠もって
しまうと、今季は前面の胸と肩
の繋がり目、三角筋と大胸筋の
間のミゾ付近に硬張りが生じま
す。

やがて、
硬直し、縮んでくるとしだいに
肩が前面に巻きこんで、呼吸器
を圧迫し、首筋の横の迷走神経
が緊張し、意味もなく不安や気
がかりに襲われ滅入ってきたり
肩や首の付け根に嫌な張りを
感じたり、血流の滞りを肩、首、
頭に覚え、ボオっとします。

この頃には、すでに頭と手の
連絡が上手くつかず、ろれつが
回らなかったり、指先が上手く
動かなかったりもします。

頭部に籠もった気の滞りを
まず、頭頂から抜く事が何より
先決となります。
   

仰向けで、肘ヒジを広げます。
すると、肩の付け根と大胸筋の
ミゾ辺りが弛みます。
次に、膝をくの字に曲げ、立膝
としてゆきます。
つま先は立てておきます。
カカトの位置は左右、多少
ずれた方が、先程の肩の付け
根が弛みやすいです。
上手く、決まると頭頂部から
気がすううと、あるいはモクモク
と登り昇ります。

この季節の「型」は、
洗毒行気法 2月〜4月季
の肩ともなります。

また、ご参照ください。




●便秘、排泄遅れの対処
  
初春の前期に腰椎5番の動き
が鈍く、後屈傾向があった人達
は、この春たけなわになって
左腸骨が下がったままで、
動きが止まってしまっています

そのため、排便や月経などに
ツマリや遅れをもたらしていま
す。

腸骨(骨盤)の横側、側面の
足とのつながり目あたり〜足
の動き始めるまさにキワの処
に、ひとつ急処が存在します。
〜下図の紫のポイント。

それを刺激してから、
次の部位別のラインを押圧する
か、温タオルで温めるか、
熱めのシャワーをかける等の
方法で、刺激します。

●卵巣ライン(オレンジの点)
 
大腿部前面の右足の付け根
から、筋肉の山の切れ目に一
点、膝上に一点のポイントが
あります。
そこのポイントもピタッと指が
納まると卵巣にヒビく感じがあり
ます。
右側が多いのですが、場合に
より左の場合もあります。

●便秘ライン
 
大腿部後面、坐骨の穴付近
ちょっと前のポイントから指4本
程度下の凹み、膝上の凹みと
3点あります。
ここもピタッと当たる事で、腸に
ヒビく感じが起こります。

押さえる事で、どちらも鈍い圧痛
感があります。
 花粉症のポイント
  

花粉症は、頭部から始まり、
骨盤にいたる「開き」の動きが
片側痞えたままの状態で、
季節の変化が進んでしまうと
身体が何とか、季節に適応しよ
うと、起こす調整運動のひとつ
の表れといえます。

もともとは代謝機能の滞りが
奥にあり、毒素を排出できない
ため、一部の免疫機能が過敏
にフル回転してしまう現象です

肝臓の動きが滞っています
から、肝臓に気を集める行気を
行なうことが、まず一つなのです
が、今季は耳の真上の側頭骨の
ミゾから、首の付け根に続く肩の
真上、肩甲骨の腕の付け根、肘
ヒジの表側すぐ上、とつながって
手首のやや上と、ラインとポイン
トがあります。


手順としては、以下のように
肩、腕と処理してのち、耳の上
の急処を最後に処置するのが
良いようです。


肩のポイントは、口を思い切り
イーとすると、浮き上がる首から
鎖骨の前までの筋の肩側の
付け根の横の穴。
 
真上から、ジーと押してゆく感
じで押圧します。
かなりの圧痛があります。
        ↓

肩甲骨の穴は肩の真後ろの穴

腕の二点は、ヒジの上、上腕筋
のふくらみの切れた辺りと、
手首の小指側の少々上辺り。
(支正と養老の間くらい)
 
ジッとじんわりしみ入るように
押圧します。
もちろん、温タオルなどでくるむ
ように温めてもOKです。
        ↓

今季の急処です!
耳の上の急処は、こめかみより
やや後ろで、鈍い脂っぽい感触
の処です。
ぴたっと指が納まると鼻がとおり
目がすうーと、した感じがします



  
耳の上に頭蓋骨のフチが
あります。コレを上方に押し上げ
るように、押圧するのです。
このポイントも、温タオル等で
ギュっと固く絞ったタオルを
耳のポイントを覆うように、後頭
部側から回して、両耳上に
あてがい、手でしばらく押さえて
いても有効です。

この肩、腕と耳の上の急処は
花粉症のみでなく、今季の
目まいや車酔いなどの耳鼻科
系の症状や頭がフラフラする
などのいわば、のぼせ状態
〜お風呂で失神とか…
目、耳、鼻及び頭に関わる
もろもろの症状に対応する
急処のようです。



2012年の梅雨、夏の身体

梅雨、夏の身体、、、

 湿度が高まり、太陽が容赦なく強い

 熱射をそそぐ夏と云うのは、皮膚が

 たるみ、むくんだ感じに誰もがなり

 ます。

 皮膚に一種の鈍りが生まれるの

 ですが、しかし、冬の鈍った感じと

 は異なり、皮膚自体は熱交換や

 免疫作用を活発に働かせて、代謝
 
 機能をフル活動させています。

 皮膚の鈍りは、泌尿器系と呼吸器

 系の働きが草臥れはじめてツカエ

 出すと、生まれます。

 汗の内攻やツカエも出てきて、肌

 のベタベタ感やむくんだ感じが強ま

 ります。

 すると、皮膚の外傷による障害が

 増え始めます。

 蜂やらムカデに刺されたり、切った

 り、ぶつけたり、と賑やかになり

 ます。

 日本の暑さ、と云うのは、湿度に

 よって、感じるものです。

 この湿度の高さを、泌尿器と呼吸

 器をフルに使って、乗り切ろうと

 するのですが、、多くの人が、耐え

 切れず、手っ取り早く涼を得ようと、

 エアコンの冷気や冷えた飲み物を

 過剰に取ることで、発汗を阻害して

 しまうのです。

 夏の最大のツールをそのように

 内攻させて、不愉快な季節を過ご

 さざるを得なくしているといえるの

 です。



               戻る↑

●今季の特徴的な肩、 首周り
 
骨盤が開く夏は、のんびり深刻
にならずに、ぼちぼち過ごすの
が適っているのですが、
現代の生活は、キリキリした
スピード感や、大量の情報を
流し続け、それを強いてまいり
ますから、脳を過剰な緊張状態
に置くのです。

今季、この脳への緊張が胸椎
の上部、1,2番あたりに硬張り
として、特徴的に出現しており
ます。
特に一側と云う、椎骨のすぐ
横の筋に表れています。


  
      青色のところ
この一側の硬直が、腕の疲労
を沈着させ、頭部の緊張を
さらに抜けにくい状態にするの
です。

次の図のように、
肩と首の付け根から、首の
側部、後頭骨の角にかけての
ツカエ、途絶えを生み出しま
す。

  

このような体状況が今季の
熱中症や体調不良の症状を
特徴づけています。
頭重や頭痛、めまいや吐き気
いづれも後頭骨の角やこめか
みの頭骨のフチにダルッと
した脂アブラ状の状態で
硬直しています。

根本の硬直である一側の
硬張りを弾いて、散らすのは
大変、難度がありますので、
まず、後頭骨の角を少し押圧
するか、温める、、、。
次に首から肩にかけて、熱め
のシャワーをかけるか、温タオ
ルで、やはり温める、、、。
それから脇にシャワーをかけ
るか温タオルで蒸す。

最後に、胸椎5番という図の
黒丸のところを、壁か何かに
当てて軽くこするように刺激
しておく、と云うようなことが
ひとつ傾向を改善しておく
対処法となります。

胸椎5番は、汗の急処たる
椎骨です。


※一側の硬結の処理につい
ての専門的な方法と手順に
ついては、以下の
2012夏1、2番の施法
に詳しく論述しました。
また、ご参照ください。



●大腿部裏のポイント

  

大腿部裏側にあらわれる
ツカエや過敏の状況は、主に
呼吸器の状態を映しだしたもの
なのですが、ここから泌尿器系
との絡みや循環器系の絡みが
ラインに繋がって見出すことが
出来るポイントなのです。




大腿部裏の太い筋肉のフチ周
辺を丁寧に観察します。
〜通常は、大腿部の真ん中、
中央部の筋肉の真上の硬張り
を観るのですが、今季は周縁
にツカエるようです。

ツカエ、硬張った部位を見つけ
たら、軽く押圧するか温タオル
等で温めます。


部位が弛み始めると、ポイント
ポイントの繋がり、ラインが
観え始めます。
お尻の仙骨付近か足の付け根
から前面に回っていきます。

 
    この夏の急処!

●今季の急処です!
上記の大腿部裏から繋がって
います。
前面の足の付け根とソケイ部
のやや外側(骨盤の突出し部
分から垂直に下がった辺り)
これを、縦に横断するような感
じに急処が位置します。

軽く押圧ぎみに愉気しておりま
すと、下腹部が温かになって
きます。
この感じがやがて、後ろ側にも
回っていき、腸骨の上縁が温か
になります。
下腹部、お腹が動いてきますと
胸骨感が弛み、頭もポカーンと
緊張が解けてきます。
非常に有効な処、であります。

●汗の内攻と塩だまり
  
腰椎5番が、汗の肝処だと今ま
でも随所で申してまいりました
が、冷やした汗の引っ込みも
かけないことの内攻も、ここに
表れます。

汗の内攻とは、何でしょうか?
汗は、気化熱が奪われる作用
を利用した非常に上手い体温
調整の自律機能です。
汗がかけない、とは5番が常時
硬直して飛び出してしまって
汗がまったくかけない身体の
場合と、5番はまだ多少機能し
ていて、汗をかき切れない、と
云う場合があります。

かき切れない汗は、ベタベタと
渇きが悪く、やがて皮膚の表層
のすぐ下あたりに「塩」として
残ります。
「塩」の問題は、秋口に出てま
いりますが、かき切れない人達
は、夏の真っ盛りでも困らせ
られるのです。

皮膚から排泄しきれず、表層下
に潮だまり「のように滞留した塩
は、夏の皮膚のさまざまな障害
を引き起こします。
湿疹やあせもなど、たいていは
この塩が残っていることが、
原因なのです。
対処法として、ひとつ。
塩を塩で誘い出すという方法で
海水浴に出かける、と云うのは
有効で楽しい方法です。
また、お風呂につかる方法も
実際的で有効です。
三段湯などかなり効果的となります。



2012年の夏の身体

 
 「虚」である季節、、、


 立秋(8/7)を過ぎて、それまでじりじり

 ギラギラと急激に燃え盛っていた日差し

 が、すっと様子を一変させました。

 今季は、かなり多くの人がこの季節の

 変化をまざまざ実感したようです

 それまで、尿意が遠ざかっていた人は、

 急に頻繁になり、逆に便秘を覚える人

 が出たり、あるいは、涼しげな風に冷や

 されて、いきなり腹痛を感じて下痢する

 人たちも増えています。

 泌尿器と消化器、、。

 きわめて賑やかに変動を起こしている

 ようです。

 泌尿器系は、7月の疲労と途絶えが、

 今表面化しており、消化器は新しい季節

 の問題です。腸が、さまざま動き出して

 いるのです。

 立秋を過ぎて、苛立ったような尖った

 感じがなくなり、妙に静かな感じを覚え

 るのは、今が「虚」の季節に入ったから

 です。

 「虚」の時期とは、内省の時期であり、

 心は静かに凪いで、過去を振り返り、

 自分自身を問う、季節なのです。

 未来に向かって、行動的ではなく身体

 も思うように動かないのですが、自分を

 見つめなおす止まった感覚で良いの

 です。

 食も落ちて、少ない量ですぐにお腹が

 いっぱいになった感じがあります。

 4種的で、量は食べれなくとも色々な

 種類のものをちょっとずつ、摂るのが

 適っています。

 京の懐石料理のようなものが、美味し

 く楽しく感じます。

 「虚」である今は、動けなくとも、ずん

 ずん弛んでいく季節なのです。

 この「寂寞」とした感覚に漂うように

 ゆったりした河をゆったり流されるよう

 に、過ごすのが、養生となるのです。

                  戻る↑

 夏の日差しの影響
 
今季もじりじり焼かれるような
強い日差しでした。
皮膚への日による強い負荷は
火傷と同じような負荷であると
いえます。
実際、火傷のポイント「処」で
ある仙椎2番および4番、5番
に、ある過敏な反応が出てお
ります。
通常は、この2番辺りを軽く、
叩くことで、日焼けや皮膚へ
の影響に備えるのですが、
この強い日差しによる負荷は
この夏の皮膚湿疹や汗疹、
ダニ、虫刺されの化膿にも
影響していると考えられます

  
     仙椎2、4、5番

この仙椎に連動し、障害部位
に連関するポイントとして、
下記の骨盤前面下部があり
ます。
〜立秋以前は、背側の骨盤
上縁部にポイントがあったの
ですが、立秋後に移りました

ちょうど下肢の上部つながり
目でもあり、このポイントを
押さえながら下肢をゆっくり
内転、外転させると、ある
ダルさを足の何処かに感じ
ます。
ジッとそのまま押さえていると
やがて仙椎部がほやほやと
温かくなってまいります。

  

このポイントへの押圧ならび
に下肢をゆっくり動かす動作
は、そけい部から流れて恥骨
に刺激を与えていることでも
あります。
恥骨は皮膚障害の活点が位
置する処でもあり、この連動
は非常に理に適った連絡なの
です。

皮膚の問題は、腰椎1番、3番
の問題ですが、腸による解決
が困難な時に、皮膚の変動と
して表れるものだといえます。





 大腿部表のポイント

湿度が高い夏の泌尿器系の
問題、排尿のとだえや残尿感
あるいは頻尿などの諸問題は
足の裏や左内股の3点を刺激
するのが、通常なのですが、
今季はこの左内股の処が
ぼやけており、連動が鈍いの
です。
この内股のポイントが、外側に
ずれてライン化されている様な
のです。

  
     この夏の急処!

このラインはかつてご紹介した
生殖器ラインに近く、生殖器
がらみの泌尿器系のポイント
なのだと考えられます。
多くは左側になりますが、ごく
まれに右の人もいます。
膝の方向から上に上がって
くるように順々に違和感のある
点を押圧してゆくのですが、
人によっては、そけい部あたり
まで遡ります。
ちょうど、上記の骨盤下部の
穴につながり、皮膚の問題が
泌尿器系のツカエに絡んでい
ることが察せられます。

弛めてゆくと、左内股にも響き
伝わっていることが感じられ
ます。



汗の内攻と塩だまり
  
腰椎5番が、汗の肝処だと今ま
でも随所で申してまいりました
が、冷やした汗の引っ込みも
かけないことの内攻も、ここに
表れます。

汗の内攻とは、何でしょうか?
汗は、気化熱が奪われる作用
を利用した非常に上手い体温
調整の自律機能です。
汗がかけない、とは5番が常時
硬直して飛び出してしまって
汗がまったくかけない身体の
場合と、5番はまだ多少機能し
ていて、汗をかき切れない、と
云う場合があります。

かき切れない汗は、ベタベタと
渇きが悪く、やがて皮膚の表層
のすぐ下あたりに「塩」として
残ります。
「塩」の問題は、秋口に出てま
いりますが、かき切れない人達
は、夏の真っ盛りでも困らせ
られるのです。

皮膚から排泄しきれず、表層下
に潮だまり「のように滞留した塩
は、夏の皮膚のさまざまな障害
を引き起こします。
湿疹やあせもなど、たいていは
この塩が残っていることが、
原因なのです。
対処法として、ひとつ。
塩を塩で誘い出すという方法で
海水浴に出かける、と云うのは
有効で楽しい方法です。
また、お風呂につかる方法も
実際的で有効です。
三段湯などかなり効果的となり
ます。

以下追記〜
塩の問題は、もう少し秋の気配
が誰にも感じられるようになって
から、再び出てまいります。
やたらと塩辛いものしか作らな
くなったりとか、塩辛さを感じ
なくなってきますと、塩が身体
に余っている状態です。
この塩出しには、蒸すような
感じで、汗を誘導するのが良い
のですが、当人は塩がたまっ
ていることに気付けないので
しだいに、頑固で人の助言など
聞かなくなりますから、ちょっと
早いうちに手を打った方が良い
のです。
秋口以降の潮の問題は、
血行の問題となり、脳への
問題と発展します。



2012年の秋、冬の身体

    「乾き」の冬の用心、、、

 今季は月が替わると、一挙に季節が

 深まるようです。
 
 11月も1日を経て、一気に寒さと乾いた

 冬がやって参りました。

 冬の衛生の第一と云うものが、乾きに

 対する心得になります。11月の初旬、

 当地方に乾きの第1波が到達しました。

 乾きと云うのは、まず目に感じ、皮膚
 
 にそろりと感じます。この時期の目の

 違和感は、ほぼ乾きによるもので、

 しょぼ目も疲労感も乾いているという

 コトなのです。

 身体は、乾くとむくみますし、頻尿感

 も乾いているのです。

 水分をこまめに摂るように、とアドバ

 イスしても大方の人はトイレが近くなる

 ので、なるたけ控えていると申します。
 
 しかし、乾けば乾くほど水分が吸収

 されにくくなりますから、水はこまめに、

 摂らないと追いつきません。

 秋の終盤、初冬のこの時期は温か

 な水気を、食べるように摂ることが、

 より適っています。

 鍋物、麺類、雑炊など温かさを求め

 るより、水分を身体が要求してメニュー

 が食卓に自然に増えるのです。

 水分を吸収すると、背中などに汗ば

 みます。

 また、この時期から、お風呂で湯船に

 浸かりながら、一口一口水を飲む事

 を始めます。

 冬の間中、必須の衛生法なのです。

 湯船に浸かる前に、まず湯気を飲む

 ように顔に向けます。湯気を飲み、

 湯に浸かって一口の水をゆっくり喉に

 通す、しばらくしてまた一口と、、。

 と云うように、ちびりちびりと飲むのが

 コツなのです。

 繰り返す季節

今季は大変不可思議な現象が
起きていて、この10月から11
月初頭にかけて、
で、驚くべき状況になっていま
す。

7月と8月初旬にお話しした上
胸部の硬直、胸椎1、2番の
硬直が、ふたたび揺り戻された
のです。
季節を遡るということはめった
に経験しないことなのですが、
同じ体状況、何かさらにしつこ
い硬張りようと変動です。


  
      青色のところ
この1,2番の一側の硬直が、
腕の疲労を沈着させ、頭部の
緊張をさらに抜けにくい状態に
しています。
今は、硬直化が進むにつれ前
面の肩から大胸筋にかけての
硬張りとなり、胸が縮んできま
す。

下図のように、
肩と首の付け根から、首の
側部、後頭骨の角にかけての
ツカエ、途絶えのラインも生ま
れ、、、

  

熱中症や体調不良の症状を
特徴づけています。
しつこく強い頭痛、めまいや吐
き気、いづれも後頭骨の角や
こめかみの頭骨のフチに脂
アブラ状の状態で硬直して
います。










今はまず、目を全体、覆うよう
に、熱めの湯でギュッと絞った
温タオルで蒸すようにしばらく
当てます。

それから、後頭骨の角から首
にかけて少し押圧するか、
温める、、、。
前面の脇の前、胸筋の辺りに
熱めのシャワーをかけるか
温タオルで温める、などの
処置が適っています。

最後に、胸椎5番という図の
黒丸のところを、壁か何かに
当てて軽くこするように刺激
しておく、と云うようなことが
ひとつ傾向を改善しておく
対処法となるようです。





















































2014年の冬、初春の身体

      

     膝に沈んだ「冷え」


 
昨12月は冬本番に入ったかと

 仰天する程の極寒となりました

 この寒さは、膝に落ち、膝に留ま

 っています。

 なぜ、膝に沈んだかと云うと

 身体が寒さの季節の体勢を、

 整えるのにいよいよ本腰となり

 骨盤を閉じて下げたのです。

 この動きが腸骨、仙骨全体の

 沈みの気の動きとなっている
 
 のです。

 滞留した膝の後面には、胸椎

 5番に連動する急処のライン

 が、生まれています。

 これを腸骨の側帯と対応させ

 ると乾いた5番が弛みます。
 
 年が明け、この年末年始に

 乾きの第2波がやって参りま

 した。相当に乾いたのです。

 よりにもよって、この時期に!

 まさにそのおかげで過食と

 なり、食べ過ぎて、さらに水分

 摂取が難しくなり、また乾いて

 風邪やインフルエンザや消化

 器の不調を起こす人が猛然と

 増えたのです。

 






























    冷えた身体

 
  呼吸器が疲労し、寒さがダイ
 レクトに身体に侵入すると、
 冷えた身体となります。
 冷えた身体の鬱滞ポイントが
 先月まではひざ裏上部の力
 の抜けた感じに表れていたの
 ですが、年が明けて前側に
 移りつつあります。
 

  
  
 ひざ裏のポイントはまだ
 感応しますが、今は前側の
 座したときに弛む腸骨下部の
 真横寄りのポイントが焦点と
 なります。
 
 

  このポイントが弛むように
 足を操作すると、季節の矯体
 法とすることが出来ます。
 「季読み帖」参照
 ココを温めてもひざ裏に
 ひびき、骨盤の春の方向へ
 の動きつつある感じが感じ
 られます。
   冷えた季節の風呂

 乾いて冷えた季節の身体は
 末端の手足が冷たくなり、
 血管も縮むため、心臓の負担
 が大きくなります。
 もともと丈夫な循環器を持つ
 身体でしたら、省力運転も出
 来るのですが、元来が弱いと
 むやみにフル回転してすぐに
 草臥れてしまします。
 血行が滞り、脳への血流が
 上がりにくく、また上ったまま
 下がりにくくなると「のぼせ」
 たような状態となります。
 頬が冷たく、おデコがほてる
 状態です。

  


 このような状態で、そのまま
 お風呂で温まろうとしますと
 湯気と急激な温度変化で
 脳の血流を乱しやすく、心臓
 への負担も一気に上がって
 しまいます。
 お風呂に入って気分が悪くな
 るとか、意識を失ったとか、
 いう事態はたいてい、このよう
 な脳の血行の停滞が原因と
 してあります。
 そこで、今の季節のお風呂の
 入り方は、まず、、、
 湯船のお湯に手を浸けて
 ゆっくり思いきり伸ばします。
 3〜4回。
  


 それから足先に湯をシャワー
 等でかけ温めます。
 そうしてから、2度ほどお湯で
 顔を洗うのです。
 そうすることで、おデコと頬の
 温度差を弛めます。
 その後、通常のように身体を
 洗ったり、湯船に浸かったり
 いたします。
 湯船の浸かり方は、
 三段湯のような要領で段階的
 に浸かります。
 ひざ下までで、しばらく、、
 次に胸の下、肋骨の下まで
 浸かってしばらく、、、
 それから肩まで浸かります。
  

   
 
 
 湯船に浸かりながら、
 水を一口づつちびりちびり
 と飲むのは、冬の衛生法の
 肝心な養生法です。



2015年の春の身体

      角ツノが生えた今季

 
かなり冷えこむ日と、暖かな日差しの

 昼と移り変わりが激しい季節の今は、

 身体は春の準備を着々としながら、

 外気温の低さにも適応しなければ

 ならない、という非常に難儀な季節

 です。

 このような時期は、春に変化する

 猛烈なエネルギーが頭頂に昇って

 ゆき、脳の血流も活発化しようとする

 のですが外気の低さはそれを容易に

 しません。

 そのため、頭に血が上りにくく、また

 上った血流がが下がりにくいという

 状態となっているのです。

 このため昇りつめたエネルギーの

 分散がまったく上手くいかない状態

 が長く続いています。

 この初春、頭の前部、頭頂をやや、

 下がったあたりに角ツノが生えた人

 が増えました。

 イライラ、カリカリしがちですし深く

 沈みこんだり、眠りにくく、もの忘れ

 の仮性ボケの状態もよく起こります。

  まずツノを温める!

 上記のように角が生えてし
 まっている人は、般若の面に
 あるツノの位置とだいたい
 同じあたりに硬く盛り上がっ
 た部分があります。
 (すぐ傍らあたりに凹んだ
 処があり、頭部第2調律点と
 いいます)
 此処と少し額側に下がった
 真ん中に前ツノがあります。
 この3点を覆うように蒸し
 タオルあるいは熱い湯を
 絞った温タオルを当て、しば
 らく蒸すように温めます。
 

 
 (赤い丸がツノ、オレンジは前
  のツノ) 
 耳の上あたりに手を置いて
 しばらくいますと、大変心地
 良い、フッと頭が弛む感じが
 あります。
 目にもヒビき、目の疲れ
 手の疲れに気付かされるの
 です。
 (手の疲労等についての対処
  法は、「季読み帖」参照)
 今はまず、このようにツノを
 温め、治めておくことです。

 (ツノは頭頂部の横、両側にも
  後ろ側にも一対あります)








     春の足首

 
上胸部の問題を残しつつ、
 身体の焦点は下肢に移って
 います。
 腸骨や仙骨につながる今の
 急処として足首の前面の帯
 状のポイントが浮き上がっ
 ております。 


   
  

 この足首前面のポイントを
 下の図のように温タオルな
 どで温めるのが、まず良い
 のです。
 ここは、膝と連動して温め
 ることで膝周辺の違和感も
 生まれます。しかし、それ
 が骨盤の痞えて鬱滞した
 部分を動かします。
 温めた後に、尾骨付近が、
 ほんわり温かになっている
 と上手くいったと云う事に
 なります。


 
 全体に当てる、手を添える。

 
桜が一気に開花した4月の
 月替わりの今は、このポイ
 ントがひざ裏に移りつつ
 あります
 ひざ裏も伸ばしたり温める
 と季節に適います。



2015年の梅雨以前の身体

 消化器系の変動の春

 
長い雨続きの春となっています。

 梅雨の時期への橋渡しとして

 春には昔から、菜種梅雨と呼ば

 れる小雨続きがありましたが、

 今季は雨の量が多いのです。

 雨は多くても、湿度はさっと下が

 るのです。

 本格的な梅雨との違いはここに

 あり、ちょっと雨が小休止となる

 と、すぐに乾いてきます。身体は

 まだこの乾きの方に反応するの

 です。

 春の始めに頭が過敏傾向となり、

 足裏の重心が前よりとなりました。

 今はそれが中ほどとなり、左右の

 片側で重心点にズレが生まれて

 います。

 春は消化器の変動の時期です

 右記の急処の欄に紹介している

 足首の前側と膝頭のすぐ下の凹み

 が連動して、この消化器系の変動

 に応じています。

 しかし、この消化器の変動はその

 裏に椎側の1側という神経系の

 閊えが隠されているのです。

 2種的体勢と云いますが、頭の

 神経連絡路の鈍くて途絶えた状態

 です。消化器系はこの鈍りを解消

 する
ために過敏に活動している

 
とも云えるのです。

 この傾向を緩和するためにまず

 2種的体勢の調整体位を取る必要が

 あります。

 →梅雨前の体位法
 
あるいは→ 季読み帖

 


 長い雨が一段落して、
 晴れて、汗かく暑い日中に
 変わりました、、。
 湿度は上がり始め、湿気に
 身体は反応し始めています。
 目の疲労感は絶頂となっている
 ようです。



    胸筋の縮みと
   大腿部体側の線


 
頭の緊張過度が増し、
 呼吸が浅くなってくると
 肩の付け根、胸筋の辺りが 
 縮んできます。
 触れると硬張っており痛み
 を感じます。
 眠りが咲くなり、目の疲労
 度が亢まっている状態です 


 
  

 この胸筋の縮みのポイント
 を弛めるのに、二の腕〜
 上腕の下部を使うのです。
 この二の腕をつまみ、なる
 たけ皮膚をつまんで引っ張
 るか、肘上の部分を中心に
 温めるかして弛めます。
 右フレームに紹介している
 梅雨前の体位法が有効と
 なります。


  
 
 
この頭の過敏傾向が大腿部
 裏の体側〜真横に近い筋、
 ラインに硬張りとなって
 表われています。
 ピンと張りつめた感じで
 外側を通って下に下り、踵
 と外くるぶしのつなぎ目
 あたりを通り、足裏に入って
 います。足裏の重心が踵に
 後退している事に連携して
 いるのです。
 このポイントも弛める必要
 があり、梅雨前の体位法
 有効となります。








梅雨前の頭を温める

 春のツノは、後ろ側にずれ
 後頭部突端よりやや斜め
 うえ、耳の上部のラインより
 少し上の位置に移りました、
 頭部第4調律点と呼ばれる
 凹み〜穴の上です。
 目の疲労感と後頭骨下部の
 眠りの質を調整する処のよう
 です。
 また頭部第4の穴のフチの
 下部、骨の盛り上がり周縁
 も、脂が付き始め耳下腺や
 耳の問題が出現しそうです
 この2点を覆うように蒸し
 タオルあるいは熱い湯を
 絞った温タオルを当て、しば
 らく蒸すように温めます。
 

 
 (オレンジ丸が急処、温タオルで
  覆うように) 
 耳の上あたりに手を置いて
 しばらくいますと、大変心地
 良い、フッと頭が弛む感じが
 あります。
 目にもヒビき、目の疲れ
 頭の疲れに気付かされるの
 です。
 今はまず、この急処を温め、
 治めておきます。
















2015年の梅雨の身体


 梅雨本番と泌尿器系の負担

 
今季の梅雨は意外にも雨の多い梅雨

 となりました。

 しかし、気温の上昇はさほどでも

 なく、温度の低さの方が身体に影響

 しています。

 梅雨寒などと呼ばれていますが、

 この低い気温がキーポイントになり

 泌尿器系の大きな負担となっている

 のです。汗をかけない梅雨と云う

 のは過ごしやすいと気楽に思えま

 すが、身体にとっては相当にキツイ

 日々が続くのです。

 この時期、もっとも活動的である

 泌尿器系が、盛んに代謝運動を行な

 えないために委縮し、春から続く

 頭の緊張過度と相乗して血行不全

 状態となったり、頭を打ったり、

 切ったり、耳下腺付近の異常や

 めまい、吐き気などに転移してい

 るのです。この時期に特徴的な

 上下下痢と呼ばれる頭の過緊張を

 弛める下痢も妙に長引き、あまり

 頭の緊張過度を抜くことに成功し

 ていません。逆に消化器の時期

 はずれの変動や高熱が続く

 「夏風邪」のようにしつこい症状

 が目立っています。この傾向を

 緩和するために下肢のポイントを

 刺戟して胸椎5番の弾力を取り

 戻す必要があります。

 長い雨が一段落して、晴れて、

 汗かく暑い日中がやっとやって

 きたようです。湿度は上がり始め

 湿気に身体は反応し始めます。

 しかし、春先に戻ってしまったか

 のような停滞は、ツケとなって


 今後相当に響き そうです。



胸筋の愉気と側腹の発散
 左記の記事の胸筋の硬張りを弛める愉気です。
 腕は脇を開いてハの字に。足は画像より開き気味
 でも良いです。
 操者は受け手の胸筋に軽く指先を置いて、ぴったり
 体表面に吸いついているかのように当て、愉気
 します。。
 気が集中してきますと、受け手のわき腹(側腹)
 を中心に気が発散されてきます。
 頭頂部の気の発散を助けるのです。


  
 わき腹と内股から膝にかけて、また足裏からも
 発散しているのが分かります。
  

 下肢に出現した
 ポイントと低温の梅雨


 
低温の梅雨は、通常表われ
 る坐骨のポイントではなく
 股関節の外側に、鬱滞の
 調律ポイントとして表出し
 ているようです。
 腸骨の外側の突端よりやや
 下に表われたこのポイント
 は泌尿器系と、頭と繋がる 

 腸などの消化器系と骨盤
 が連携した実に巧妙な位置
 を取っています。
 このポイントを、どう活用
 するのかと云うと、直接
 温めたり、押圧しながら
 愉気しても良いのですが
 足首や脛スネ、膝頭の下
 などの部位をから愉気する
 ことによりこのポイントに
 自然に気が集まるように
 するのです。


  
 (オレンジ部が鬱滞ポイント
 

 このポイントにヒビク部位
 を探して気を通すのが一番
 友好的な活用なのです。
 あるいは、このポイントに
 手を当てて、膝をくの字に
 曲げて屈伸するストレッチ
 方式でも効果的です。
 仰向けの姿勢で、片側づつ
 ゆっくりと行ないます。
 
 
    (足首ゆすり

 このポイントが、凹んだ感
 じがなく、穴が分からない
 場合は、上記のように足首
 を揺すぶるなどして、穴を
 (弛んだ感じ)を表出させ
 てから行なうと良いです。
 (別の部位から愉気で集注
  させた場合は不要です)
  発散できない悶え

 春から続く胸筋の硬張りは
 あい変わらず抜けないまま
 です。気温が上がらないこと
 により、夏の身体への移行
 が上手く行ってないのです。
 
 

 そのため、頭頂部からの気の
 発散が途絶えがちで、それが
 頭の緊張を過度にしている
 のです。
 相手がいて、愉気が出来る
 環境であれば、右記のような
 対処が可能です。
 《胸筋の愉気と発散》
 一人での対処法としては、、
 以下のような体位を取ること
 をお勧めします。
 〜この方法が2010年の春の
 体位法であることに驚きます
 

 
 (膝を抱え込むような体位。手は
  膝より下、脛のあたりです) 

 脛スネを抱えるようにして丸
 くなっていますと、やがて
 側腹から発散が始まります。
 側副につながる脛の部位に
 手を当てるのがコツとなり
 ます。
 長雨が途切れたこの7月の中
 場の今は、湿度が上がり、気温
 も上がっています。
 春のような変化を見せつつ、
 身体は急速に梅雨から夏の
 転移を図ろうとしています。
 喉が腫れるなどの風邪をひき
 そうです。



2015年の夏の身体


  仙椎に集まる気

 
吹き上がる熱風とじりじり肌を

 焼く日差しにさらされ皮膚は大い

 に損傷を受けています。

 皮膚などの体表面の諸々は仙骨が

 連動して、そのコントロールポイ

 ントになっています。今季は仙椎

 2番付近に気の自然集注が見られ

 ます。

 自然集注と云うのは、その付近に

 軽く触れるとポッと温かな感じが

 灯っているのです。意識では捉え

 にくい、しかし最も活動している

 気的ポイントなのです。

 仙椎は、火傷の時に叩いて患部を

 流水にしばらく当てることで、

 対処療法となりますし、日焼け

 などにも叩いて肌の代謝能力を

 亢めておく処です。

 この夏の急激な外気温の上昇が、

 体表面に直に相当に影響を及ぼし

 ていることが伺われます。

 仙椎には、下って鼻骨も含め脳神

 経や頭の中身そのものが大いに

 関連しています。

 梅雨寒の6〜7月から続く頭の

 過緊張状態が仙椎の過敏なコント

 ロール過剰を引き起こしたりも

 するのです。皮膚湿疹や蕁麻疹、

 顔や目を晴らしたりなど、嘔吐、

 下痢の消化器系の変動も含めて

 この仙椎ラインが主軸となって

 動いているのです。

 →仙骨と季節ライン 参照
 


 暑さと太陽叢の硬張り

 
夏の暑さは胸部に熱を籠ら
 せて、そのため盛んに呼吸
 器を使ってガス交換をする
 のですが、呼吸器が元来
 弱い人たちには相当に辛い
 季節となるのです。
 今季のように急激に温度が
 上昇するとこの傾向は強ま 

 り籠った熱は肋骨の下縁に
 たまり硬く結ばれていくの
 です。
 これが急処のポイントと
 なって、左肋骨下部の骨の
 下縁の裡側に固まりとなり
 表われるのです。
 太陽神経叢と呼ばれる
 この部分が硬張り詰まった
 ような圧痛感や痞えた違和
 感をもたらします。


  
 (オレンジ部が鬱滞ポイント
 

 太陽叢が詰まると、感情
 的な強迫感が強まります。
 やり過ぎ、行き過ぎ、すぐ
 にカッとなって自重が出来
 ないまま暴走するのです。
 下記の記事のような般若面
 の尖った額の角のような
 怒りの表情が常にあり、
 ちょっとしたきっかけで
 暴発するのです。
 この太陽叢にしばらく手を
 当てているとポコポコと
 ガスが動き始めます。
 硬張りの正体はガスなので
 すが、このポコポコ動く
 ガスを指先で掴まえたまま
 ヘソ方向に向けるとガスが
 コポコポコポと動いて
 消失します。
 (右記 →
 「太陽層のガスを動かす」
  を参照)
 仙骨と季節ライン

 今季、仙椎2番付近に集注し
 たポイントは非常に判りやす
 いポイントです。
 手を当てなくとも自分の
 身体であれば、注意すれば
 ポッと温かく灯っているのが
 感じられます。
 
 
 (オレンジ部が集注ポイント

 この仙椎のポイントが体側
 (身体の真横のライン)の
 側腹などを通過して頸部の
 横の太い筋を通り、前頭部
 に上がり、額のラインに連動
 しています。
 瞳の上の眉毛、眼穿の辺り
 から額を斜めやや外側に
 上がって頭頂部に向かう
 鬱滞ラインがもうひとつの
 ポイントとなります。


 

 前頭部痛や逆の後頭部痛、
 また目の奥の痛みなど、熱射
 による頭の過緊張はほぼ
 この仙骨ラインと額のライン
 が関係しています

 この仙骨の気の集注を調整
 するには、梅雨から途絶え
 続けている泌尿器系ラインを
 活用するのです。
 泌尿器のラインは「頭と消化
 器」に連なる系にずれて、
 通常の内股ラインからやや
 前側に
転位した位置に急処
 ラインを表わしています
 

  
 (オレンジのライン、途中に三点
  中継となる穴があります) 

 このラインの3点ポイントを
 手を当てて愉気してみますと
 仙骨あるいは腸骨との繋がり
 目の辺りにヒビクことが分かり
 ます。下腹部がグニグニ動く
 感じがして腸が動きだします
 
あるいは、腎臓付近の痛みが
 感じられたりするのです
 詳細は「季読み帖」に!

 



2015年の秋の身体

  乾きの始まりの季節


 
秋の中盤の今頃から、乾きが始ま

 ります。

 10月初旬のこの時期に、強い

 乾きの一波が訪れています。

 目の乾き、唇の乾き、顔、手

 などの肌がピリピリと乾くのが

 感じられます。

 ⇒目の乾きの対処

 この時期に冷たい水分を取っても

 汗が出にくいため外気の涼しさも

 重なって泌尿器系の負担が増し

 ます。今は温かな汁物などの食べ

 物で水分を取るのが良いのです。

 しかし、汗ばむよう食べて水分

 を取るにも、意外な夏の名残が

 邪魔をし始めるのです。

 それが身体に残った「塩」なの

 です。

 夏の間の水分の過料な摂取や

 エアコンでの冷やし過ぎによって

 代謝機能が草臥れ、塩分が上手く

 排泄されにくい状態が長引くと

 皮下に塩が滞留していきます。

 秋口になり、塩が身体に残る人

 たちは汗によって排出できず、

 身体の塩分濃度を薄めるため、

 逆に塩辛い物を摂るようになり

 ます。このような人たちの作った

 料理はたいてい塩辛いのです。

 けれどこれは身体にとって泌尿

 器や
消化器系を毀すリスクを伴

 う大博打でもあるのです。

 この身体に残った塩を抜く事が

 冬の備えの第1歩となります。

 ⇒夏の塩抜き




 夏の名残の塩抜き

 
身体に塩が残っていますと
 まず皮膚の湿疹などのトラ
 ブルが出ます。
 また腎臓などが草臥れて外
 に排出できない人たちは、
 ますます塩がたまり、やが
 て血行障害を起こしやすく
 なります。 

 この時期の塩の影響は、案
 外に広く大きく及ぼしてい
 るのです。
 性的な欲求の亢まりなども
 塩が裏側にあったりします
 
 皮膚のトラブルは、お風呂
 から出る時に熱い湯に浸け
 たタオルをしばらく当て
 蒸すようにした後、タオル
 ごとパンパンと叩きます。


  
   (蒸し当ててから叩く
 

 皮膚のトラブルはたいてい
 季節のかかわりなくこの方
 法で経過していきます。
 また、身体の塩抜きには
 今の時期は、まだまだ汗を
 出すよう努めることです。
 容易なのは風呂に浸かる事
 で、出た後もバスローブな
 どを着てじっくり汗をかい
 てしまうことです。
 潮がたまってそうな人は
 寝る時はタオルを首に巻い
 て、首の寝汗を吸い取らせ
 ることが肝要です。



 骨盤の動く時期

 身体は季節の移り変わりに
 応じて大きく、夏には開き
 冬には閉じるという変化を
 繰り返しています。
 まず主要な関節である後頭
 骨、肩甲骨、骨盤が順に変化
 します。冬の始まりである秋
 には閉じていくのです。

 
 
 この骨盤などが大きく動く時
 期に痞えて上手く動きがたい
 部分があるため腰痛や肩の
 張りや偏頭痛などの変動を
 起こすのです。
 ギックリ腰は、呼吸の間違い
 により起こりますが、裏には
 このような季節の変化があ
 ります。
 秋口の今は上図の赤いライ
 ンの辺りにポイントがあって
 この辺りを温めたりすると
 骨盤の動きの質が変わって
 来ます。また、オレンジの仙
 骨と腸骨のつなぎ目にも
 急処であるポイントが生ま
 れています。
 
 ⇒ギックリ腰の対処法
 目の乾きと疲労

 目の乾きと云うのは、目の疲
 れ、かすみ等の違和感がある
 のですが、その裏には手の
 疲労、頭骨の動きの痞えが
 隠れているのです。
 神経集注の閊えというか
 そう云うものがあるのです
 
 
 (オレンジのラインの中に
  急処となる点があります


 目の系統の閊えは上図のよ
 うにおでこの生え際より
 指2本分くらい上に鬱滞ライ
 ンとして出現しています。
 この中に急処ポイントが
 何点かあります。
 点が分かれば其処を、分か
 なければ全体に温タオルを
 当てるなどしてこのライン
 を弛めておくのが良いです
 蒸すようにしばらくそのま
 ま当てています。


 

 
 頭が弛んで非常に心地よい
 気分になります。
 また手の疲労は親指の付け
 根の手の平のふくらみ部分
 の中ほどの凹みを押さえた
 
り、親指をゆっくり大きく回
 したり、こまめにメンテを
 しておく事が肝要です。



2015年の初冬の身体

  乾きと冬の足音は、、


 
湿度が低く乾いて外気温も

 下がって来るにつけ呼吸器に

 負担がかかります。

 なるべく省力的にガス交換を

 したい所なのですが呼吸器の

 弱い人たちには負担が大きすぎ

 て、胸が縮んできます。

 そこで乾いたうえに
冷えが

 身中に侵入してくることになる

 のです。

 冬の冷えた空気には心地よさが

 あり、大きく息を吸い込んで、

 思い切り体を伸ばすことに快感

 があるのですが、今季は寒さが

 堪えます。この晩秋、初冬の

 頭と言っても良いのですが、

 体感覚がかなり鈍って遅鈍した

 感じがあります。

 12月の初頭でやっと腰椎5番の

 力が戻りつつあり、これからだ

 という感じなのに免疫系の過敏

 さがあったり、逆に骨盤が開い

 く要求が起こったりとチグハグ

 なのです。

 確かに腰椎5番の力が出て1番

 の緊張が亢まり始め、3番の

 捻れは薄まりつつありります。

 首や頭の緊張過多から嘔気や

 胃痛を起こしたり。花粉症的な

 過敏傾向が出たりする人たち

 が増えつつあり、かつ腸の動き

 の鈍さはまるで1月の様相です

 しばらくはコトの推移を見守る

 必要があるようです。

 しかし外気はいよいよ冬に入り

 寒さと乾きが一段と深まりそう

 です。
とはいえまだ晩秋と呼ん

 でいるのは、この変化の鈍さ

 の中に「秋」が抜けずに残って

 いるからです。

 今季の低気圧がまことに変わり

 者だからでしょうか、、、、



 
 大腿部裏と呼吸活点

 
身体が乾いて冷えが入ると
 大腿部裏の筋が縮んできま
 す。臀部と大腿部の区切り
 が無くなり臀部の膨らみが
 腿に引っ張られるように
 平らな感じになっています
 この縮んだ大腿部の筋の中
 に冷えた鬱滞点があります
 この点を温めたり、手を当
 てたりして弛めます。

 
 
 冷えた外気に対して、この
 時期、呼吸器は省力活動を
 余儀なくされ循環器や皮膚 
 に負担が行くのです。呼吸 
 器の統制能力が問われるの
 ですが今季はこの呼吸器が
 弱いのです。
 それが呼吸器活点が目立つ
 所以かもしれません。


  
 (腰に手を当て親指を触れる
 

 呼吸活点は腸骨外縁の突端
 のすぐ上あたりの凹んだ穴
 ですが、今季のポイントは
 やや外寄りです。
 呼吸器の急処なのですが、
 腰椎5番が弛み、右に流れ
 落ちて腰椎3番が捻れてい
 る今季は、直に呼吸活点を
 刺戟しても変化しません。
 急速な変化を望んでも、
 反応は鈍く、変化は遅速で
 す。そこで上胸部に鬱滞
 した力点、気点を腰にまず
 下ろす必要があるのです。

 晩秋の体位動法



 
  湯気を吸う

 冬場におでこは熱く、頬は
 冷えているという特徴的な
 ある種の「のぼせ」の状態を
 呈する人たちがいます。
 このような状態には血行の
 問題が潜んでいるのですが
 こういう傾向のある人達は
 お風呂やトイレなどの、
 他の室内と温度差のある
 ところで血行障害を起こす
 場合が少なくありません。
 
 
 (お風呂場に入ったら
    まず顔を湯で洗う


 このおでこと頬の体温差を
 解消するため、風呂に入る時
 まず湯で顔を洗います。
 おでこまでの広い範囲で
 顔全体を湯で洗い温めます
 顔の体温差があるままです
 と湯気でのぼせてしまい
 ます。
 さて今季はそれから湯気を
 を吸う、ということを行なう
 のが適っているようです。
 湯に浸かりながら「湯気」を
 吸うのです。


 

 
 湯気を吸うというのは、
 身体の「乾いた」状態の時に
 水分の要求を引き起こす
 ために行なうものです。
 湯に浸かったまま、顔の前を
 
手で囲うようにしてお風呂
 の湯気を吸います。
 湯に浸かりながら水をちびり
 ちびりと飲むというのも冬の
 養生法ですが、乾きに対して
 身体の感覚が鈍ってしまって
 いる時はこのように湯気を
 吸い、水分の吸収要求を
 亢める必要があります

 ⇒ 「冷えた季節の風呂」


  指伸ばし

 外気温が低下してきますと
 末端の手足の指など、血流
 が悪くなり「冷え」などの
 異常感が出て参ります。
 これは末端のみの問題でな
 く身体全体が鈍り、硬張って
 筋肉や末梢神経等も同じく
 動きが鈍くなっています。
 

 
 身体全体の鈍って硬張った
 感覚をちょっとづつ小まめに
 つねに修正しつつ過ごすの
 が、冬場の養生法となります
 それには、やはり末端から
 ほぐしていきます。
 お風呂に浸かりながら、手、
 足の指を思い切り伸ばし、
 開きます。
 
 
 
 最初に湯に浸かる前に
 手首から先を湯に浸けて
 手の指をゆっくり大きく開き
 伸ばします。
 身体全体、シャワーを浴びた
 後、ゆっくり湯に浸かって
 湯の中で足の指を大きく開
 くように伸ばします。
 いずれものんびりした気分
 で行なうのがコツです。
 これは、湯の中でなくても
 普段の日常でも行なうと良
 いです。
 



2016年の初春の身体


  早い春の足音、、

 
12月下旬の冬至を境に上胸部

 や首、頸椎周辺への気の集中

 過度が目立って文字通り気が
 
 凝って分散出来ず、頭への過

 緊張が否応なく高まっています

 頭の過緊張に対して、頭その

 ものは働かず回転は
鈍くぼん

 やりしたままです。

 そのため、消化器系の反応過敏

 や遅滞が目立っています。

 また耳性めまいや頭痛など直截

 な症状に悩まされる人たちも

 多く、やはり今季は相当に早い

 段階で春の変化を先走ってし

 まったのだと思えます。

 反面、外気の乾燥も増している

 ため上胸部の鬱滞からアトピー

 などのアレルギー症状も活発

 化していて春先の鼻炎のような

 症状もありと、大変忙しない

 状況となっています。

 体癖で言うと二種的様相です。

 回らない頭の緊張をちょっと

 づつ何度も抜いておく必要が

 あります。

 肩甲骨周辺の鬱滞を抜くように

 二種体操をやって置くのが良い

 ようです。

 ⇒ 二種体操を試す
 
 1月下旬を過ぎると、やがて

 腰に集注点が下がって次には

 腰痛やギックリ腰などが増え

 始めるかもしれません。

 12月の初旬から目立ち始めた

 蓄積疲労の表面化その長期化の

 決着がどのように成されるかも

 要注意ですし、乾きと低温が

 深まれば、呼吸器系の変動が

 またぶり返したりと、気が抜け

 ない春の
始まりとなりそうです

 

 肩甲骨の畝と一側

 
暖冬とはいえ年が明けて
 寒さと乾きは増しています
 二種的な傾向に重なるよう
 に胸椎5番の呼吸器の痞え
 が強まるため、ますます
 上胸部や胸が縮んできます
 要点は胸椎3番周辺、5番
 それから1番となります
 が、ポイントはこれら椎骨
 の両側の一側なのです。

 
 (朱点が胸椎、赤線が一側

 この時期は一側の神経系
 や大脳への連絡系統が
 急処となります。
 一側の鬱滞を浮き上げる
 のにまず肩甲骨の畝ウネ
 を押圧して処理します。
 肩側の外よりの凹みから
 一つ中程に入った凹みが
 対象で、脂が貼り着いた
 感じになっており、これ
 を背骨側に押圧します。


 
  (腸骨の外縁の外側
 

 脂アブラが散ると、一側
 の脂が浮き上がってきます
 胸椎3番→5番(→1番)
 と一側の処理をします。
 この一側が鬱滞する身体
 は腸骨の上縁が下がって
 います。
 骨盤が後屈して恥骨が前に
 突き出した体勢をしている
 のです。
 腸骨上縁が下がったまま
 だと今月下旬に焦点が
 骨盤に下りる頃になると
 腰痛などの違和感に悩ま
 されます。
 一側を処置すると、この腸
 骨上演が上がってきて、二
 種的傾向が薄れてきます。
 胸が開き、呼吸器の痞えも
 薄まります。
 (もっとも巷では年明け
 早々の騒動で、すっかり
 七種捻れのレジスタンス
 的な気分に満ちて二種的
 傾向は
薄れてしまいまし
 たが、、、)
  
 椎骨の位置や押圧などが
 分からない方は、温タオル
 などを順番に当ててポイン
 トの処に蒸すように当てな
 がら、息が大きく深く入る
 ように温めることで鬱滞
 傾向を徐々に薄められます

  冷え入り口を制す 

 2月の始め、節分の頃、外気
 はそこまで寒々してないのに
 夜寝ていると足が冷えたの
 です。もう1枚毛布を掛けて
 も冷えた感じは抜けずなか
 なか寝付けない夜が続きま
 した。
 これは春の準備の動きに
 伴って骨盤が開き始めて
 しかし外気はまだ低いため
 骨盤底部は縮んだままに
 なっている状態で、ちょうど
 5月の梅雨の始まりのうす
 寒い頃に似ていて、足先や
 下肢の下ばかりが冷えるの
 です。
 
 
 (スネを横断するように
        全体を覆う


 冷えの入り口はこのような
 時期に生まれます。
 冷えのツボと云われている
 三陰交を横に延長した辺り
 になります。実際の冷えの
 入り口は外側のスネの部分
 なのですが、全体に覆うよ
 うに手を当てたり、温タオル
 などで温めます。

 しばらく温めていると、手を
 当てている部分以外の処に
 温かな温気が上がって来る
 のが分かります。
 足裏や先が何か温かく変わ
 ったような感じになり、腰の
 辺りもほやほや温かく感じ
 られます。。


 

 
 足をくの字に曲げて体育座り
 のような体勢で行なっても
 良いですし、伸ばした状態で
 温タオル等を当てても良い
 です。
 内股や鼠蹊部あたりに温気
 
が上がる感じが出てくると
 上手く適ったという事にな
 ります。
 冷えが入り口を作り身内に
 侵入してきますと今は消化器
 系統の動きを阻害します。
 またこの体勢は上胸部の
 鬱滞が関連していますから
 足首や膝の硬張りを弛め
 上胸部の気の鬱滞を動かす
 ためにも肩と下肢をつなぐ
 必要が出てきます。。

 ⇒ 「肩から足首へ」



2016年の春の身体

  弛んだ頭皮と上胸部

 
12月初旬から始まった春の身体

 への移行は例年より1ヶ月早い

 と云うだけではなく、身体に
 
 とっては相当な混乱をもたらし

 ているのです。

 2月の半ばを過ぎた今では上胸

 部の硬張り、腰の後屈
による

 下肢の鈍り、と本格的に春を

 迎えるには、不安材料が山ほど

 なのです。

 暖冬による早い春の変化は頭皮

 の異常な弛みとなってこれが腰

 が抜け、頭の過敏を強めること

 になっているのですが、通常

 なら花粉症になるのです。

 ところが今季は寒気と乾きが

 まだ力強いうちに頭皮が弛んで

 しまったため、胸部が硬張って

 しまいました。

 咳を伴う呼吸器の変動や胸痛や

 心筋の違和感を訴える人が続出

 しているのです

 本来、頭部に上昇し集まる気を

 頭頂が徐々に開いて抜けていく

 気路が出来る時期なのですが、

 間に合っていないのです。

 この状態が後頭骨の下部に脂様

 の鈍りとなって鬱滞箇処が生ま

 れています。

 下記のように温タオル等を用い

 て温め、弛めておくことが肝要

 となります。

 ⇒ 後頭骨を温める
 
 併せて前頭部も温めます。

 また、あいかわらず肩甲骨周辺
 
 肩のあたりの鬱滞部が解消され

 ていませんからこちらも温めた

 り、肩甲骨を肩を挙げながら内

 側に寄せて、しばらく耐えて

 ポッと抜くというような体操を

 されると良いです。

 ⇒ 
肩甲骨の畝と一側
 
  後頭骨を温める

 上記の今の時期の過ごし方
 にあるように頭皮の弛みから
 後頭骨の片側に脂様の鈍り
 硬張りの鬱滞が出ています
 どちらか片側なのですが
 熱い湯をギュッと絞った
 温タオルを全体に当てるの
 でも効果的です。
 タオルが冷めてしまうまで
 数分手を当てがって温めます
 
 
 
 当てていますとふうと頭が
 弛んだ感じと目が乾いた
 疲労感を持っていることに
 気付きます。
 心地良さと肩周辺も温まる
 感じがしてきます。

 また併せて前頭部も温めて
 おきます。前額の生え際より
 指2〜3本上の辺りがポイント
 になります。
 
 
 
 こちらも手を当てがって
 温タオルなどが冷めてしまう
 前の数分当てています。
 心地良いです。
 終わった後に、頭重感、頭痛
 等の違和感が数分生まれま
 すが、頭の疲労感がやっと
 感じとして掴めるように
 なったと云う事なのです。
 いずれものんびりした気分で
 待っていると治まります。

 頭の鬱滞が一つ抜けた処で
 手の指を伸ばしたり、一本
 づつ大きく回したりして
 おくと、頭の刺激となって
 ぼおっとした霞がかかった
 ようなぼんやり感が抜けます
 



2016年の梅雨の身体


  速度の合わない季節

 
日差しはいよいよ強まり湿度も

 ぐんぐん上がって参りました。

 日中は相当に暑い日があるかと

 思うと涼しい風も吹く時もあり

 実感としてじめじめした湿度の

 高さは薄く、まだサラッとした


 梅雨前だといえます。

 人が暑さを感覚するのは温度

 よりも湿度の高さに反応しやす

 いのです。

 そこで湿度に特に敏感な傾向の

 ある人たちは、早くもエアコン

 をガンガンとかけ始めています

 が、身体がなかなか開傾向に

 移行しにくい人たちにはこの

 時期はこのような環境で冷えて

 しまいます。

 個々の感覚的な差異が激しい

 時期なのです。

 今季はこんなチグハグさに加え

 て、体感速度のズレが身体の

 チグハグさとしてゴタゴタを

 起こしやすいようです。

 神経伝達の速度が遅いのです。

 普段通りの感覚で動作したり

 いつもの感覚で何かに臨もう

 とするとズレが生じて知らぬ

 間に厄介な事態が起ってしまう

 という事例が増えています強く

 早い刺激は伝わりにくく、ジッ

 と時間をかけた悲劇が受け入れ

 やすいようです、、。

 いつもの調子のひと息かふた息

 ぐらい間を入れて何事も行なう

 のが賢明だといえます。

 これらの遅さは脳神経の伝達速

 度の遅さに起因しますが、泌尿

 器系の絡みが多分に混じった

 体勢ゆえのズレだと言えます。

 雑然感、とっ散らかり感が強い

 「開の季節」ですがじっくり、

 腰を据えて何事も取り組むのが

 適っているのです。


 帽子頭の耳上のフチ

 
春からの頭部への気の上昇
 によって気熱が頭に籠ると
 云う状況がさらに続いてい
 るのですが、ここにきて
 泌尿器系の閊えが絡んで
 耳鼻咽喉系の変動を起こし
 やすい体勢となっています
 めまいやカスミ目、顔の
 むくみも其処から
 生まれているものです。

 
 (朱線の耳の上のライン

 耳の上に被るように頭骨の
 フチがありますが、此処が
 脂がついて厚く鈍った感じ
 となっていて、ちょうど帽
 子のフチのように被さって
 いるのです。
 此処が泌尿器系が絡んだ
 鬱滞の変化を促す急処とな
 ります。
 まず耳上の脂の分厚い部分
 を見つけて其処に下縁から
 指を当てがいます。


 
  (下縁から上に押し上げる
 

 中指を中心に当てて、親指
 や小指は支えで首筋、こめ
 かみ辺りに当てます。
 そのまま脂に当てた指を軽
 く押し上げていきます。
 ぐううと、押し上げ少し
 耐えて、ポッと弛めます。
 この時、パッと手指を離し
 てしまわずに、手は軽く
 添えたまま残し、上げた頭
 側部が自然と落ちて戻るの
 に触れているようにします
 終えたら少しづつズラして
 何点か鈍い感じの処を上げ
 ては、戻します。
 上げた時、ある種の爽快感
 があり、ぐううと上げて
 しばらく耐えていたくなり
 ます。終えると頭の疲労感
 を覚える場合もありますが
 眠りの質が深くなっていき
 ます。


 拳骨の山の縮み

 5月の下旬、冷えかな?と
 疑われるような頭の血行や
 腕の蓄積疲労による激痛、
 などの症状を起こす人が続
 出しました。これは腰椎3、
 4番の捻れに連動した胸椎
 3、4番の閊えに因があるの
 でした。それは下って胸椎
 8、9番に関連して腎臓の
 草臥れにも絡んでいました
 この鬱滞ラインの体勢の
 調整ポイントとして指の又
 ないし手の節の大きな骨
 グーをして飛び出す拳骨の
 山の骨の間が縮むという
 急処が生まれていたので
 す。(中手骨の関節)
 
 
 (拳骨の山の間が縮む。

 この山の下縁を押える)

 拳骨の骨の間が縮むと言っ
 ても目視で分かるものでも
 ありません。
 硬張って伸びない、開かない
 感じを指します。山の下縁を
 軽く押えると硬張りがあり
 痛みがある部位を見つけ
 ます。


 じーと押えていると痛みが
 増しますが、やがて背中側
 の肩甲骨の下縁のラインを
 結んだあたりの胸椎に温か
 な感じが起っているのを
 感覚します。
 6月の現在は、これが7番の
 免疫系の部位にも関連し始
 めているようです。
 じーと押えて、少し圧を増し
 た処でポッと弛めます。


 

 
 この拳骨の山の代わりに
 指の又の水かきを引っ張
 ると云うのも効果的です。
 こちらはさらに痛みがありま
 す。頭のぼやけた感じに
 深く繋がっています。
 
この一連の連動は耳の上の
 帽子のフチにも、下記の膝裏
 の筋にも関連し、このライン
 を動作として調整しようと
 設計したのが右フレームの
 腰の要、3番にヒビかせる
 となります。


 ⇒ 「腰の要、3番に〜」



  ひざ裏の縦の筋

 腰椎3、4番の捻れと云う
 季節の体勢の鬱滞ラインの
 下肢のポイントに今は膝裏
 の縦の筋がポイントとなって
 います。前面の膝がしらの
 膝蓋じん帯に繋がっていく
 大腿裏の半腱、半膜様筋、
 大腿二頭筋の端緒に当る
 この防崖のような縦の筋
 が今季の急処なのです。
 膝裏の痛みの部位として
 紹介される処ですが、此処
 が痛む理由はあるのです
 
 
 (膝裏の外寄り内寄り2点

 どちらかと云うと外寄りの
 筋が要点の場合が多く、
 この筋を外側から指等で
 歩く押えて愉気します。
 心地良さと膝周辺、坐骨
 付近もも温まる感じがして
 尾骨付近の仙骨下部に気
 が集注してくるのが感じら
 れます。この仙骨、尾骨、坐
 骨への自然集注が春の
 性エネルギーが背後にある
 泌尿器系の鬱滞を弛めて
 いくのです。
 
 
 (肋骨下縁部の鳩尾寄り

 性エネルギーの亢まりと分
 散出来ない余剰エネルギー
 の鬱滞がこの時期、太陽叢
 に固着して塊になります。
 ここで云う太陽層は一般的
 なツボである腹部の真ん中
 ではなく、肋骨下縁部で
 胃袋より鳩尾寄りの部位と
 なり、塊感、圧迫感があり
 ます。この余剰エネルギー
 が上胸部に上がって何とも
 モヤモヤした焦燥感を煽る
 のです。
 この一連の鬱滞がひと括り
 として現在の体勢を作って
 いるのです。。
 
 「膝の吸い、吐き〜」
 「季読み帖」もご参考に



2016年の夏の身体

   過酷で過量な季節

 
日差しはますます強くジリジリ

 肌を焼かれるような強さでムワ

 っとした空気が蒸せた固まりの

 ようで肺の奥まで入ってこない

 感じで、呼吸器の弱い人には、

 非常に苛酷な季節なのです。


 湿度が上がれば泌尿器の負担は

 増し、梅雨を経て真夏の現在は

 疲労がピークになっています。

 その分、呼吸器が旺盛に働かな

 ければならないのですが、気温

 がグングン上がると呼吸器も

 相当に疲労困憊し、省力運転と

 なります。そこで消化器を肩代

 わりに動かそうとしているので

 すが冷たい飲み物の多飲で草臥

 れた胃の消化能力は落ち、もた

 れ感があるのに朝昼晩と食べ物

 が定期的に入ってくる状況に

 追いつけず、消化不良のまま逆

 流して吐くのです。

 胃も腸もかなりゆっくりと活動

 していますから多飲過食は控え

 るのが良いのですが、何事に

 つけアバウトな季節はうっ散の

 ため大いに飲み大いに食いして

 面倒な事をを忘れようとして

 はしゃぐのです。

 このような時期はひっそりとし

 ているのが一番で鈍った感受性

 が唯一、集注していけるのが

 「退いてゆく」ものなのです。

 それは、風鈴のりーん、りーん

 という音の消えていく音「−ん

 、、」という退いてゆく音に

 フッと心が集注することに

 「涼」が感じられることによく

 表れています。

 ミルクや生ジュースを飲みたく

 なるのもカルシウムやビタミン

 を摂る要求だけでなく、濃厚で

 まったりとした「止まった」

 風情が「涼」を呼び起こすので

 す
。「退いてゆくもの」「止ま

 ったもの」にこそ音と息を感じ

 る季節なのです。














 
  首にタオルを巻く

 
夏のほとんどの変動には、
 汗の問題が絡んでいます。
 多くは汗を冷やして引っ込
 ませていることが原因です
 特に首の後ろ側の汗を冷や
 しやすいのです。
 夜間、休む時に特に注意が
 必要です。明け方の気温の
 下がる時や空調のかけっぱ
 ぱしによる首の汗を冷やす
 ことを防ぐため寝る時、
 首にタオルを巻いて寝ます

 
 (端は結ばず襟等に入れる

 タオルはキツく巻くのでは
 なくフワリと巻いて端は
 服の襟元などに入れ込みま
 す。寝ている間の首の汗を
 吸い取ってくれ、冷えを
 防ぐのです。
 汗を引っ込ませる、という
 は知らぬ間に冷やしている
 場合が多いのです。
 汗を引っ込ませて冷やすと
 足の甲の趾骨間に脂状の
 ものが生まれて間が縮んで
 きます。


   
 (3、4指の趾骨間、朱の処
 

  

 3、4指の趾骨の間が縮ん
 できます。押えると圧痛が
 あります。指の側から順に
 押えていき、足首側の狭い
 端まで押圧します。
 あるいは全体に温タオルの
 ようなもので温めても良い
 です。
 下痢や発熱、消化器系の変
 動、倦怠感等ほとんどこの
 時期は汗が引っ込んだ冷え
 によるものです。汗の処理
 が肝心な季節なの
です。


 皮膚のダメージを防ぐ

 この夏の日差しは非常に強
 く肌が焼かれるような感覚
 です。紫外線を防ぐグッズは
 多様で多く出回っています
 がそれでも皮膚のダメージ
 は予想以上に厳しいようで
 す。
 日焼けは、やけどと同じ急処
 である仙椎の上部を叩く、
 と云う処法を行なっておき
 ます。仙椎2番周辺をトント
 ンと、親指から人差し指の
 Uの字のカーブで叩きま
 す。
 軽くリズミカルに数回叩き
 ます。左右交互に、ちょっと
 づつ、ズラしながら。
 
 
 (親指と人差し指の輪で
    叩くような感じ)



 火傷の時はここを叩き、直ぐ
 のちに流水で患部を冷やし
 ます。
 この時期は皮膚のトラブル
 が出やすい季節ですが
 湿しんであるとか汗疹など
 皮膚の表面に出ている障害
 には、お風呂の出がけに
 熱めの湯でギュっと絞った
 タオルを蒸すように当てて
 しばらくしてその上から叩き
 ます。皮膚の障害にはほとん
 どこの対処法を用います。
 汗疹や痒みなどは、汗の塩
 が皮膚に残っている状態で
 すから湯船につかり、十分
 に汗を流すことも肝要です
 

 

 
 また全体に皮膚が鈍った状
 態ですので皮膚をちょっと
 弾くように刺激を与えるの
 も重要です。

 
   (皮膚パッツン法

 腕に限らずお腹や脇や足
 体全体を弾くようにリズミ
 
カルに刺激を与えるのが
 良いのです。
 あるいは、軽く叩く、という
 刺激でも構いません。
 むくんだ様なかすんだ様な
 皮膚の鈍りを多少でも改善
 することとなります。

 この皮膚の鈍った感じは
 皮膚の表層に汗の塩が残る
 という晩夏の皮膚トラブル
 の元となっていきます。



  後頭部を寄せる

 これだけ暑い日々が続きま
 すと体熱が身体にこもった
 感じや頭に熱がこもった感
 じが抜けない人たちが出て
 参ります。
 これは頭頂からの気の発散
 が滞っている状態ですが
 頭の緊張が抜けない状態
 であり、かつ頭が動かない
 状況なのです。
 
   
 (温タオルを当て寄せる

 この頭の熱がこもって気
 が滞った状態を抜くため
 に後頭部(頭の後ろの出っ
 張り)を外側から寄せるよ
 うに軽く押えます。
 温タオルなどを当てて
 その上から寄せていくの
 がやり易く効果的かもし
 れません。
 
 
  
 (朱部分を外から寄せる

 頭部の鬱滞が強まるほど
 後頭部ではなく、上方に
 上がっていきます。さらに
 重度となると頭頂を超えて
 前面に昇って降りていきま
 す。このような場合は、
 後頭部から順に寄せなが
 ら一段づつずらして寄せ
 ながら上がっていきます
 前頭部までやると気持ち
 よい人はそのまま前まで
 寄せていきます。
 心地よい感じがある処ま
 で行なうようにします。


 



2016年の秋、初冬の身体



  過酷な季節の名残


 
この夏の苛烈な暑さのダメージ

 は夏が去った初秋の現在も相当

 深くその爪後を残しています

 そもそも何故この暑さが苛烈に

 身体に響いたのかと云う問題の

 背後には昨冬の暖冬の影響が今

 も
身体の季節の変化に絡んで

 きているのです。

 同じように秋となった今もこの

 夏の暑さの名残りが大きく身体

 の変動に関わって、なかなか

 スムーズな冬の身体への移行を

 妨げています。

 8月の後半から9月にかけて

 消化器の季節に移行しましたが
 
 多くの消化器は前節の肩代わり

 により疲れ果てていてやっと

 メインの季節となっても力強さ

 がありません。このくすぶった

 鬱滞感が、鬱屈として貯められ

 たエネルギーとなって暴発した

 りするのです。→「季読み帖」

 胃も腸も動きが悪く、便秘症や

 いわゆる夏バテという暑気疲れ

 の症状に悩まされます。

 この左右不全の身体のまま秋の

 始まりの呼吸器の季節に移行し

 ていきますから咽喉痛による

 風邪や止まらない咳に悩まされ

 る人が増えてきています。

 外気温は下がってきています

 から汗を冷やすという事に最も

 注意が必要になります。

 
 そこでまだまだ就寝時

 には首にタオルを巻く

 ことは必須ですし夏の

 日差しで相当にダメー

 ジを受けた皮膚の処置

 も丹念に行なっておく

 のが肝心です。

 汗がかきにくくなるこ

 とで汗の塩が残るとい

 う問題も出てきます

 からお風呂など湯船に

 つかり汗をよく出して

 おくこと
も秋の衛生と

 して必須なこととなる

 のです。




 膝裏の縮みと冷え

 足の真裏の真ん中のライン
 は呼吸器のラインで、眠りの
 室や頭の中身や仙腸関節等
 にも関連しています。
 左右偏り気味となると、ライ
 ンは土踏まず寄りになって
 泌尿器系の変動や咽喉痛
 等になります。
 眠りの質が悪化して、頭の
 緊張が抜けなくなると、ライ
 ンはカカト寄りに鬱滞して
 いきます、
 
  
 (真ん中の朱のライン








 記憶にも関わり、記憶が
 順序立って仕舞われなく
 なり不全となるにつれ
 足の親指、第1指のショ骨
 下によって行き鬱滞しま
 す。
 季節は呼吸器に移りつつ
 ありますから、この真ん中
 のラインをカカト側から
 順々に押圧していきます
 

  
 (朱部分を順に押える

 多くは片側に圧痛点の
 ある厚ぼったい硬張りが
 みられます。これを丹念
 に愉気しながら押えます
 愉気していると穴に穿い
 て行く方向に押圧するの
 です。

  
 (指の根元から伸びる
    ように突き出す)


 また外気温の低下と共に
 市首も硬張り、全体に関節
 が縮むように硬張ってく
 るのです。これを足の指
 を一つひとつ伸ばすこと
 で刺激を与え予防します
 足の指を根元から伸びる
 ように引くのです。
 自分でやる場合は上記
 のように前に突き出すよ
 うに引き上げます。
 誰かにやってもらう場合
 は、足指側に対面してもら
 い、ゆっくりと伸びる方向
 に伸ばしてもらいます。
 小指(第5指)側から順に
 引きます。















2016、17年の冬の身体


  
乾きと左右偏り

 
この冬は暖冬であった昨冬とは

 様相が異なり暖かなのか寒いの

 か掴みにくい冬なのですが、

 順な体勢での冬ではないことは

 確かなようです

 順当な変化の体勢を失して以来

 ついに1年を経
てこの12月の身体

 は左右偏りの幹から伸びた捻れ

 と大脳緊張の枝葉の開いた季節

 でした。

 年が明けて現在、寒波がやって

 来たりして真冬の様相ではあり

 ますが、体勢は左右偏り崩れの

 四側ラインの鬱滞に端を発した

 消化器系や呼吸器系の変動が多

 く散見されます。

 重心移動による体量配分は左右

 偏りとなっていて外寄りに、

 足裏の外縁部に過量に耐圧が

 かかっている状態で、度合いが

 一定域を超えると風邪をひきま

 す。風邪の様態はいろいろで

 鼻と喉の風邪、吐いたり下した

 りの消化器の風邪、咳や高熱の

 呼吸器系の風邪やらで様々です

 この左右偏り傾向は前季の残っ

 たものも含めて12月半ばの

 早すぎた春の蠢動により骨盤が

 一時開いてしまったことによる

 片側偏りなのです。

 年の変わり目でまた今季3度目

 の乾きの波が一気に来てこれが

 追い打ちをかけるように固着化

 したのです。

 この左右偏りの鬱滞が四側ライ

 ンを形成したと考えられます。

 四側ラインは左右崩れで胸椎

 七番以降の四側の硬直となって

 表われています。

 乾きと冷えと四側ラインこれら

 の三つ巴の鬱滞因が現在の変動

 を形作って
いるのです。












 四側ラインと足湯

 
今冬の乾きの閊えは例年の
 胸椎5番と云うより3番に
 硬直がありいくぶん心理的
 大脳緊張ぎみの鬱滞を示し
 ているのですが、それが
 上記の季節の記事に記載の
 左右偏り崩れの四側ライン
 を形成したと考えます。
 四側ラインは背骨から指
 四つ分くらい外の筋の中に
 あります。
 多少、三側寄りです。

   
 (赤いライン、硬直がある

 この四側ラインはほとんど
 の変動の遠因となっている
 ので風邪でも胃腸炎でも
 頭痛や高熱、咳、のど鼻の
 変動でも押圧しとくと経過
 が早いのです。
 押圧や一人では難しいなど
 の場合を想定して以下の様
 な足湯を考案しました。
 足裏のフチ、外延部だけを
 底面に付けた状態で足湯を
 します。
 土踏まずを立てた状態です


   
 (土踏まず側を上向きにする
 

  

 足湯の仕方は同じで熱めの
 湯にまず六分浸け、いった
 ん出して拭き取り、さらに
 熱めにして二分追加します
 温めている間に背中の四側
 ラインのあたりが暖かに
 なり、ほやほやと自然集注
 してきます。
 足を立てた状態ですでに
 四側に連動した感じがあり
 ます。
 のんびりホッとした気持ち
 でやるのが肝心
です。


 胸の硬張りと尿意

 冬の乾きと冷えと云うもの
 は呼吸器を盛んに稼働する
 ことで代謝熱を高めて予防
 するのですが、そのため
 硬張り気味な筋肉を奮い
 起こして運動系を利用する
 のです。
 ところが筋肉が基本的に
 着きにくいタイプの人たち
 は呼吸器にダイレクトに
 働かさないといけなくなり
 すぐに疲れ果ててしまいま
 す。偏り疲労がつのると、
 やがて胸が縮んで硬張って
 きます。
 胸郭の片側が閉じ縮んでく
 るのです。
 
 
 (脇の穴と肋骨の骨の
    間に詰まりがある)


 上図のように脇の中の穴、
 肋骨間の中に詰まった感じ
 の処を捉まえて少し指を
 当てています。

 心臓や胸の違和感が起こ
 った時にしばらく以下の様
 な体位を取って様子を観ま
 す。

 足巾を広げ、脇を開いて親
 指を脇の穴に他の四本指
 を肋骨間に当ててしばらく
 そのままいます。
 上手くいくと胸が開いて来
 ます。
 また足裏もホヤホヤトと
 暖かな感じが出てくると
 胸郭の硬張りが一つ抜けた
 
と云うことになります。





 
 乾いて胸が縮むと尿意が
 頻繁になります。
 これは呼吸器で補えない
 代謝を血行で賄おうとして
 循環器や心臓に負荷がかか
 ることから来ます。

  
   (左の内股三点

 この心臓への負担を軽くす
 るため尿意を増すことで水
 
分補給と血液の濃縮を防ご
 うとするのです。
 ですから頻尿であっても
 どんどん水を飲む方が体に
 とって負担を軽くすること
 になります。
 ただ泌尿器への負荷が次

 に残尿感などの違和感を
 もたらす場合が出てきます
 から尿切り法などを使って
 過剰反応を抑えます。



  膝裏の縮みと冷え

 大腿部裏の外寄りのライン
 は呼吸器と消化器、泌尿器
 の絡んだ鬱滞ラインです。
 乾いて冷えた状態を示して
 いるのですが、この冷えが
 特に表れやすい処に膝裏
 の上下に立った筋がありま
 す。
 今季は外寄りの筋に見受け
 られます。此処から上に
 尻方向に伸びていくのが
 大腿部鬱滞ラインです。
 
 
 (赤の膝裏、朱の大腿部

 この膝裏の鬱滞〜縮み
 硬張りが膝のクッション性
 を奪うことになり、骨盤底
 部への負荷や足裏の外縁
 への過重な偏り傾向を
 もたらします。
 この後ろ寄りの足裏フチ
 外縁側への圧力過多の
 状態が長く続くと上記の
 四側ラインの鬱滞度合い
 を増加させていきます。

 
  
 (朱部分の外縁に集まる

 このように外縁に過度に
 集まりすぎると変動を起
 こします。風邪やもろもろ
 の変動です。
 変動を経過すると、上手く
 いけば外縁の偏在が一旦
 下記の様に中に納まります

  
 中ほどの足裏に分布)

 上記の四側足湯行なうこ
 とで同じように外縁に
 集まりすぎた重心が中側
 に戻り、しばらく身体に
 活気が復活するのです。
 しかし、膝裏の縮み傾向は
 引き続くわけでこれを直
 接に伸ばすよう、伸びる
 ように体位動法をやって
 おく必要もあります。
 右の項目の四側ラインと
 膝裏伸ばしなどを行うこ
 とでこの傾向を弛めるこ
 とが出来ます。
 今季はいくつかの養生法
 が必要となるなかなか捉
 えがたい季節なのです。
 こちらを参照⇒ 「アキレ
 ス腱を膝方向に〜」




2017年の初春の身体


 春の動きと後屈体勢

 
1月の下旬と云うのは例年、身

 体の春の動きが始まる時期です

 しかし去年、今年と春の蠢きが

 ひと月早く起り身体はそうとう

 ゴタつきました。

 ただ今季はこの先取りを
ある程

 度落ち着いてさばけたようで

 この1月下旬の春への動きはま

 ずまず順な形で変化しています

 春の変化はまず徐々に片側づつ

 骨盤が開く方向に変わってくる

 のですが、この最初の変化が腸

 骨の後屈傾向、下がる傾向から

 始まるのです。

 今季はこの後屈体勢が色濃く

 腸骨陵(腸骨の背側の上縁)

 の山の下縁の凹み
に弛んだ虚

 が生まれています。

 通年ですと骨盤が開く方向に動

 くときは、この腸骨陵の上縁部

 のすぐ上に脂がのって弛むので

 すが、今季の特徴的な下縁部の

 弛みが腰椎5番も引き連れて後

 屈させて体勢として6種傾向に

 陥らせています。6種傾向とは

 理由なく気が滅入る、ふさぐ

 気力が起こらず他人からも自分

 自身からも退行して引きこもっ

 てしまうと云うものです。

 腸骨は後屈してやがて徐々に

 片側づつ開いていき春の動きが

 加速されていきます。

 しかし2月はまだまだ真冬の気

 候が何度も顔を出して、この外

 気と身体の動きのズレがまた

 ギクシャクした状態を生み出す

 のです。

 けれど目が覚める直前に汗ばみ

 胸を開き腹に空気を当てること

 にある種の快感を感じる頃には

 春だなとふと実感
するのです。

 

 腸骨陵下縁の虚

 
上記「春の動き」に外郭を
 解説したように今季の特徴
 は腸骨の後屈下がりで、度
 合いが強すぎるきらいが
 あります。
 このため腸骨陵の下部の凹
 みに〜下図、さらに弛んだ
 処「虚」が生まれました。
 左右片側いずれかにあり押
 圧すると異常感や圧痛があ
 ります。
 この虚を直接処置しても良
 いのですが連動点から変え
 るのが効果的です。

 
 (赤いライン、弛みがある

 この腸骨陵下の虚は下肢と
 連動しています。
 下図のような膝頭の上下、
 足首、くるぶしの下部など
 です。
 多くは虚と同側です。押圧
 すると違和感、圧痛があり
 その処を愉気などすると腰
 の虚に響きます。
 温タオルや小豆シート等の
 数分温められるもので温め
 ても構いません。同じよう
 に腰が温かになるよう行な
 ます。その後n腸骨陵下を
 全体に温めても良いです。


 
 (外と内を示していますが左
 右それぞれ両側にあります

 

 また、この腰の虚は頭の中
 の動きにも関連していて下
 
図の足首前面が急処です。

  

 上図の下肢の何点かのどれ
 かと共に足首前面に横断す
 ように温めることで頭の
 過敏傾向を緩めておきます
 骨盤の後屈に連れて下がっ
 てしまった腰椎5番と普段
 から1番と連関して動くタ
 イプの人達は同じく1番も
 引っ張られて下がってしま
 い2種的な過敏傾向が強く
 なります。
 憂鬱と心配、不安の塊りと
 なってしまうのです。
 
この傾向を抜いておく必要
 があります。



2017年の初秋の身体


 遅れた暑さのゴタつき

 
最近になってやっと朝方や夜半

 は秋の気配が風の中に感じられ

 たりしてきましたが、、。

 今季の梅雨〜夏はその季節の

 移行がギクシャクしたままで

 身体にとっても実に負担が大

 きいものとなったのです。

 梅雨真っ最中の6月は気温も

 湿度も上がらず寒々した空梅雨

 で汗の
かくべきタイミングを

 失した気候となり7月に入って

 俄かに湿度と猛烈な気温上昇と

 なって春以来、冷えた梅雨と

 通して活動的であった泌尿器系

 に一挙に負担がのしかかりすっ

 かりダウンしてしまいました

 泌尿器系の疲労停滞の状況と

 云うものは、疲れやすく集中力

 に欠け動くことすらままならな

 い状態となります。

 夏そのものが集中しにくく散漫

 で雑然とした気の密度ですから

 非常に過ごしずらいのです。

 泌尿器系の停滞は腎臓の直接の

 変動や血行障害、皮膚の湿疹な

 どの変動等に表われますが体熱

 がこもったまま外に排出出来な

 いという代謝不全ともなり、こ

 れは眠れませんし動けないとい
 
 う大変辛い状態となります

 これらの前の季節の積み残しと

 云うものが次の季節の体勢に

 及ぼす影響は案外に大きいもの

  なのです






 乾きと尿意と冷え

 冬の乾きと冷えと云うもの
 は呼吸器を盛んに稼働する
 ことで代謝熱を高めて予防
 するのですが、そのため
 硬張り気味な筋肉を奮い
 起こして運動系を利用する
 のです。
 ところが筋肉が基本的に
 着きにくいタイプの人たち
 は呼吸器にダイレクトに
 働かさないといけなくなり
 すぐに疲れ果ててしまいま
 す。偏り疲労がつのると、
 やがて胸が縮んで硬張って
 きます。
 胸郭の片側が閉じ縮んでく
 るのです。
 
 
 (脇の穴と肋骨の骨の
    間に詰まりがある)


 上図のように脇の中の穴、
 肋骨間の中に詰まった感じ
 の処を捉まえて少し指を
 当てています。
 心臓や胸の違和感が起こ
 った時にしばらく以下の様
 な体位を取って様子を観ま
 す。
 足巾を広げ、脇を開いて親
 指を脇の穴に他の四本指
 を肋骨間に当ててしばらく
 そのままいます。
 上手くいくと胸が開いて来
 ます。
 また足裏もホヤホヤトと
 暖かな感じが出てくると
 胸郭の硬張りが一つ抜けた
 
と云うことになります。

 
 乾いて胸が縮むと尿意が
 頻繁になります。
 これは呼吸器で補えない
 代謝を血行で賄おうとして
 循環器や心臓に負荷がかか
 ることから来ます。

  
   (左の内股三点

 この心臓への負担を軽くす
 るため尿意を増すことで水
 
分補給と血液の濃縮を防ご
 うとするのです。
 ですから頻尿であっても
 どんどん水を飲む方が体に
 とって負担を軽くすること
 になります。
 ただ泌尿器への負荷が次

 に残尿感などの違和感を
 もたらす場合が出てきます
 から尿切り法などを使って
 過剰反応を抑えます。



2017−18年の冬の身体

  乾きと冷え

 
11月に入って寒さが体に堪える

 くらい、がらりと冬の様相に変

 わりました。

 乾きの第1波と呼べる激しい乾

 きが10月30日にやって来ました

 からいよいよ冷えた人が増えた

 なと思ったのですが、予想より

 かなり早く外気温も下がり、乾

 きの進行も早
く、11月は乾きの

 初月となりました。

 12月に入って多少往き過ぎた

 閉傾向が落ち着いて開戻りと

 なっているのですが、この移行

 が上手くいっていません。

 片側開き、片側閉じの左右偏り

 の状態となって捻れてしまいま

 した。

 そのままぼやけた頭へのエネル

 ギー集注が体勢として出てきた

 ため、多くの身体は二種捻れ傾

 向となっています。

 かたや11月で乾いてしまった

 身体は、この低温の外気で乾い

 て冷えるという状態に陥って

 いるのです。

 外気温の低下と云うのは通常で

 あれば直に体に影響はしないの

 です。ただ体が乾いていると

 冷えはスルッと体内に侵入して

 きます。身体の重たさ、倦怠感

 頻尿や便秘症などは多く乾いて

 冷えています。

 乾いていれば感じるはずの

 「乾き」を感覚しないで食べて

 も何か食べたい過剰食欲に変転

 してしまうのです。

 半面、頭へのエネルギー集注は

 超の動きを鈍らせお腹の動きが

 滞りがちとなり、ますます体の

 重だるい感じと腰の重さに困る

 のです。



 頭皮のみぞ

 
12月の月替わりで11月
 の寒さで閉じすぎた体がい
 ったん開いて戻り体勢と
 なったのですが、これが
 やはりうまくいかずどの
 体も捻れを残したまま、
 そこに急激に頭へのエネル
 ギー集注が起こりました。
 そのため頭の中が忙しく
 些末なことが気にかかる
 二種的な体勢となりました
 特に女性は開傾向のまま
 捻れが残ったため二種捻れ
 の傾向が強まったのです。

 
  (朱のラインのミゾ

 この二種的な体勢で頭部の
 頭頂部後ろに輪っかになり
 鬱滞のミゾが出来ました。
 男性より女性の方がハッキ
 リ出ていて、これが異性の
 本のちょっとした事が気に
 障り、口に出して攻撃した
 くなるのです。
 ミゾは脂が詰まった処が
 所々あり、此処をジッと
 愉気をしておきます。
 外寄り上部から順に押さえ
 て愉気します。
 ミゾの始まりは頭頂部から
 すううと指ですり下してく
 ると最初に当たるミゾです


 
 (頭頂部にボンヤリとした溝
 弛んだ傘のような輪になる

 

 順に押さえてくると最後は
 後頭部の出っ張りに降りて
 
来ます。頭部第5調律点に
 入ってきます。

 
 (温タオルでジワっと

 押圧と愉気ではなく、熱い
 湯でギュッと絞ったタオル
 温タオルを使っても良いで
 す。
 このミゾ輪を全体に覆うよ
 うに温タオルを載せ、手で
 軽く押さえながらしばらく
 蒸すように当てます。
 終わりには後頭部の出っ
 張りの上部も温めておくと
 なお良いです。
 12月の半ばとなって今は
 また寒気がやってきたりし
 
て開き傾向は反転しつつ
 あります。頭部の鬱滞を残
 さないために必須なのです
  膝の弾力を保つ

 冬と云うのは、関節など
 筋骨格系が硬張りやすく
 弾力を失いがちです。
 足首を揺すぶったりして
 みれば片側の動きが鈍い
 ことが判りますし、足首の
 動きが鈍ると膝に負担が
 かかります。
 しかし膝もまた弾力を欠
 いていますから硬張って
 しまい膝が体を支えたり
 動きの負荷を負えなくな
 るのです。
 
 
 (膝の弾力を戻します

 この膝の弾力を取り戻す
 ため、膝に圧力、負荷を
 いったんかけ。これを
 押し返すように膝に力を
 込める「押し合い」をす
 る事で刺激を与えます。
 膝頭を真上から押す力と
 それを押し返すように
 膝をくの字に曲げつつ
 膝頭を突き出し押し合い
 をします。

 
 
 (膝は上に、それを手で
  押し返すように


 一人では難しいので、誰
 か相手に膝御師はやって
 もらいます。お互い力の
 かかる方向がズレないよ
 う、力を拮抗させるよう
 に押し合いします。
 しばらく耐えたら、「一、
 二の三、ハイ!!」で
 ポッと量hさ力を抜きます。
 上から押さえる方が若干
 早めに抜くとポッと膝頭
 が、反動で浮き上がります
 その感じが出来ると上々
 です。
 二回ほどやります。
 行なった後、足首を揺す
 ぶってみて閊えなく揺す
 られれば上手くいったと
 確認できます。
 その後、膝回しの歩行を
 したりして膝の弾力を保つ
 よう気を付けます。
 冬は筋系統、関節などの
 骨格系も鈍り、硬張りがち
 ですから腕や肩を色々な
 方向に揺すぶっておく事
 も冬の養生として時々
 やるよう心掛けておくと
 よいのです。
 膝弾力にはこちらも⇒
 「今の季節の身体」


2018年の初春の身体

  遅すぎた冬

 
今季の冬は大変に寒くしかも

 かなり早くから冬の様相となり

 低温状態が11月から続いてい

 ます。乾きも一気に始まり、

 すでに乾いた体が常態化してい

 ます。

 インフルエンザが記録的な流行

 を呈して何度も罹患する人が

 いるとされています。

 
インフルエンザと云うのは呼吸

 器の変動です。

 筋骨格系の鈍りから上胸部の

 硬張りが生まれ呼吸器が鬱滞化

 して発現します。つまりは乾い

 て冷え過ぎた体の偏り疲労が

 生み出すものです。

 呼吸器の機能鬱滞は、胸に手を

 当ててみるとにわかに体の芯

 から温まってくるので直ぐに

 合点がいくのです。

 胸に手を当てないと芯から温ま

 らないという事が冷えた体と

 外気の度が過ぎた低温をよく

 表わしています。

 夏の暑さが、ジッとしているだ

 けでも体力を消耗するように、

 今季の寒さは何もしなくても

 体内への影響を防ぐのに体力を

 使い、疲労し、鈍りながら停滞

 していく、という経緯を辿りつ

 つ呼吸器や血行の変動を引き

 起こしていくようです。

 足裏の体圧分布は右後ろ寄りで

 呼吸器が圧縮されてごく低調に

 省力稼働していて、右に過剰に

 偏っている処から冷えと頭の

 過度な過敏傾向を弛めるために

 便秘と下痢を繰り返すだろう

 重心体勢を示していると言え

 ます。

 体を中から温め、のんびり過ご

 すのを基本として時々圧縮され

 たようなエネルギーを噴出でき

 るよう憂さ晴らしを思い切り

 やってみるのも良いのです。

 
後頭部の角

 
春の身体の変化は、骨盤
 肩甲骨、後頭骨が開いて
 来るのと同時に、頭頂に
 向かって気が上昇してゆ
 き、もくもくと頭頂部か
 ら盛んに発散してゆきま
 す。
 この頭部への気の上昇が
 頭部の鬱滞を引き起こし
 やすく、胸から上の変動
 となっていきます。
 頭頂の気の発散を妨げる
 要因は様々ですが、骨盤
 の動きと連動して、骨盤
 の開きの動きが閊えてし
 まう事も要因となります

 
  (朱の点の角‐ツノ

 今季はこの頭部の鬱滞が
 後頭部上部のツノになっ
 て発散不全のポイントと
 なっています。
 頭頂のつむじに近いやや
 斜め外寄りの処のカチッ
 と角張った盛り上がりに
 なります。
 ジンジン、あるいはピり
 ピりとした気のつき上が
 ってくる感じがあります
 左右どちらか片側が特に
 際立っています。
 仙骨と腸骨の繋がり目の
 仙腸関節の動きに連動し
 ていて、同側かまれに逆

  側に、閊えた処が出現し
 ています。

 

 この頭部のツノを弛める
 のに温タオルなどをその
 
ツノ全体を覆うように
 載せて蒸すように押さえ
 ます。

 
 (温タオルでジワっと

 あるいは軽く押圧をして
 愉気することも良いです。
 ただじっと、のんびりし
 た気分でじっくり行なう
 のが良いのですが、角が
 出ておりますと、何か
 気が焦り、散漫になり
 他に気がかりが山のよう
 にあるような切迫感に
 襲われやすく、けれど
 それはよくよく考えれば
 そこまで重大ではなかっ
 たりするのです。
 
ふう、、とひと息つく気
 もちでやるのが良いです。
 直接ではなく、仙腸関節
 に響く下肢で帰る方法も
 尚、効果的です。






仙腸関節溝の詰まり


 春の身体への移行と云うの
 のは、骨盤をはじめとして
 後頭骨、肩甲骨など関節が
 開いていき、外気温、湿度
 などに適応していきます。
 この開くという、実際には
 ごく僅かな間隔ですが体
 にとっては実に大きな変動
 だと言えます。
 今季は特に仙骨と腸骨の溝
 が詰まって剥がれない状態
 で、骨盤の緩やかな開方向
 への動きを阻害しているの
 です。
 此処が今季の急処となる
 処で極端に言えば、全ての
 異和点をここに繋げて溝が
 開くよう持っていきます。
 
 
 (仙骨と腸骨の間の溝
     に詰まりがある)


 仙腸関節を辿ってみますと
 途中、脂が付いた感じ、
 溝が埋まっている、痛み
 等がある処があります。
 此処がポイントなのですが
 直接、温めたりしても良い
 のですが、そのポイントに
 繋がる別の点を使って
 自然に動きを取り戻す方
 がより効果的なのです。
 そこでこの仙腸関節に連
 動している肩甲骨と腕の
 繋がり目のポイントを活用
 します。

 
  (肩と腕の付け根

 この肩甲骨外縁の感じも
 仙腸関節と似ていて、詰ま
 った感じ、脂が付いた感じ
 
押さえると痛みがある等の
 異和がありますから此処を
 温めたり押さえたりします
 この腕と肩甲骨の繋がり目
 の鬱滞は頭と腕の連絡が
 上手くいっていない状態
 なのです。

 
  (腕の三点と肩上の穴

 腕と頭の連絡が悪いという
 のは、腕と目の疲労、また
 
頭の指令が行動に結びつか
 ず、まずます頭の過敏傾向
 が強まってしまいます。
 そこで腕の3点を弛めること
 で、まず頭との連絡を改善
 しておきます。
 やはり温タオルや他のもの

 を利用して温めます。
 腕の疲労を抜くと肩甲骨の
 外縁部もひとつ弛みます。
 腕から肩甲骨、仙腸関節と
 繋げるのが良いでしょう。








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