野口整体
  ●今の季節の身体 〜整体生活入門●
  

   身体は、外環境〜季節の変化に応じてもっとも適合しやすい「系」
   を中心として活動を変化させます。
   その季節の外気温、湿度、空気の密度、風とコリオリの力等、
   さまざまな条件に対応すべく「呼吸器系」であるとか「泌尿器系」、
   「消化器系」など季節の適った「系」をフル活動していきます。
   ところが身体は一様に偏ったもので、個性を持ちますから弱点と
   特性を併せもっています。
   そのため動かない点、動かない系列をつくってしまうのです。
   それが「鬱滞」となりポイントとして凝集します。
   この「鬱滞ポイント」は身体のエネルギー分散を偏らせ、その
   身体の「動かない点」や弱点で歪むのです。
   これが「鬱滞ライン」を形成し、季節の「体勢」の変移そのものに
   影響して、変化が滞り失調したりするのです。

   「季節の急処」と呼んでいるのはこの鬱滞ラインに変化を与える
   「要点」です。
   身体は、歪んで動かないままでいるのは本望ではありませんから
   常にこのマイナス要因の「鬱滞」とせめぎ合い、解決策を図ろうと
   しているのです。
   身体は常に、移ろい、とどまり、進もうとするのです、、。


   本稿では、この季節の変移のさまざまな様相を、いろいろの
   角度からご紹介していきます。


   
   ☆季節読みのブログ、季節に適った体操(体位法)等をご案内して
    います。
 
    ■季読み帖■  http://kiyomi-kihou.seesaa.net/
 



 季節の記載記事

  ◇ 季節の体位〜2015夏の体位
  季節の体位〜2015秋の体位
   季節の体位動法〜2015晩秋
   2種体操を試してみる〜2016冬-初春
   肩から足首へ〜2016初春
   4種なり体操を試してみる〜2016春
   腰の要3番にヒビかせ〜2016梅雨前
  膝の吸い吐きを用いる〜2016梅雨前
   腰椎3番の右3側の虚〜2016初夏
   膝裏、アキレス腱、四側〜2017冬
   尿切り法〜2016、17冬
   肩の穴で胸を開く〜2017初春
  首を自由にする〜2017夏
  歩行で身体を整える〜2017冬
   お腹(腸の動き)を整える〜2017冬






   ■ 季節の体位〜2015夏の体位

  1.『太陽神経叢のガスを動かす

     左肋骨の下縁の太陽叢の硬張りを愉気をしながら
     弛めます。太陽層に指先を当てしばらく愉気をしていると。
     ポコポコとガスが動き出します。このポコポコ動くガスを
     ヘソ側に向けてさらに愉気すると、ガスは消失して
     太陽層の硬張りはひとまず弛みます。
     ※ここでいう太陽叢と云うのは一般的に認知されている
      ツボとしての太陽叢〜お腹の真ん中、ヘソより数十センチ
      上の点〜の位置と異なり、より胃袋に近い肋骨下の部位
      を指しています。

 

   
     

   2.泌尿器〜呼吸器ラインと消化器をつなぐ

      今季のライン(泌尿器〜呼吸器)
      このラインを刺激しつつ、背面の仙骨部に
      自然集注している頭部の緊張を弛める体位
      を取ります。頭の緊張は消化器系や皮膚に
      変動が表われているものです。


   




   ■ 季節の体位〜2015秋の体位

   
2015秋の体位〜腹と血行を整える

     
秋の今、急処のポイントが足首、裏側腹、肩から首の中間の
    穴に生まれています。
    足首のポイントをひざ下の中継点に沿うように引き上げて
    足をくの字に立てます。開き気味に引き上げ立てたところで
    腹の鬱滞した硬い部分に気が集まるよう足を内側に寄せます。
    次に腕を開きわき腹の上部の辺りが弛むよう、角度をつけ
    ます。しばらくそのままで居ると肩から首の中間あたりから
    気の集まった温かな感じが起こります。

 
     
            (動画は3回リピートされます。)

    ※このあと、立てた足の指を引きながら離すという
     矯体法を取るとなお、効果的です。詳細は「季読み帖」に!




   ■ 季節の体位動法〜2015晩秋

   2015晩秋の体位動法〜呼吸活点に下ろす

   この体位法は、秋の間なかなか抜けずに鬱滞したままである
     
上胸部の過緊張を、いったん際立たせてそのまま腰に下ろして
     
みようと設計されています。

     
@腕を挙げ、そのまま真横に下ろし肩の高さで肘を曲げ、肩甲骨を
     
寄せるくらいに前腕を胸に持っていきます。
     手の平は正面を向いても真下でも構いません。胸郭が開き、肩甲骨
     がよる感じが出るように胸の前に前腕を寄せていきます。

     
A次に足をなるたけ遠く真っ直ぐ前方に出し、出した足に体重を
     
かけます。足はすり足で、身体を沈め、腰にソリが生まれるように
     差し出すのです。重心を前足に充分かけた後に次の足を前に、
     同じ要領で差し出し、身体は低く低くを保ちます。

     
身体の真ん中のラインに足を出すように前方に進んでいきます。

  


   

   次にセットで行なう体位法は、小さく丸まり「縮み要求」を
     亢めるために行なう体位動法です。

     @小さく屈み、腕を前で交差するように組みます。膝を
     腕でロックするように組みながら、前に進んでいきます、
     Aやはり、すり足で腰を落とし、上体が立たないように
     低く低く前に進みます。
    





    応用編として、前に組んだ腕をくるくる回転させながら
     同じように丸まりながら低く進んでいくやり方もあります。





   ■ 2種体操を試してみる〜2016冬から初春


  


  ◇上から観たところ
   この整体体操は、広く知られた二種修正体操を
   今の季節に適うように多少、改良したものです。

   
       (動画は3回リピートされます。)



   各動作手順


  @まず仰向けに寝た状態で、足を床を擦りながら開いていき
    ます。足の外側の真横の付け根辺りに力感が生まれるまで
    開きます。次に肘をくの字に曲げ手の甲から脇に向けて
    同じように擦り上げていきます。これが準備の体勢です。

   



   A次に吐く息で足を床から浮かせます。
    アキレス腱、足の裏側の筋が伸びるようにつま先を立て、
    吐く息に合わせてゆっくり踵を3センチほど浮かせます。
    腰の背側の中心あたりに力感が生まれます。


   


  B次に呼吸が吸いに移ったところで、肘を支点に胸を
    開くように、張りながら肩甲骨を寄せていきます。
    吸いながら動作が行なわれます。
    背中が浮き上がる程度、あごも上がる程度に寄せます。
    踵カカトは浮かせたままですので、なかなか難しい。


   


  C吸い切ったところでパタンと浮いた体を落とします。
    呼吸の間隙と言いますが、この間を逃さないのがコツです。
    身体の力を一瞬にサッと抜いてしまうように落とします。
    パタンと乾いた良い音がすると成功です。
    しばらくそのままの状態で、起き上がったら座ります。


   

  ※フニャっと落ちたり、呼吸が上手く使えなかったりして
    失敗したなと思ったら、サッと起き上がってしまいます。
    もう一度やり直します。トライは2度までで上手く
    いかなくてもそのまましばらく正座してまた翌日にやり
    直します。一日一回以上は行ないません。

    体操を終えた後、肩や首、肩甲骨周辺に凝りや圧痛を
    感じます。反応による違和感ですが、しばらくして消えま
    す。また、頭の疲労感が感じられるようになると頭痛と
    なります。これもしばらくして消えるのですが、違和感
    に鈍い感受性が復活して反応が生まれるのが、この体操
    の特徴です。睡眠を取るとすっきり変わってきます。



   二種体癖の問題は、重要な点が抜け落ちてしまいがちな
   処です。直前まで、頭の中でイメージしたり段取りを浮か
   べていても、スッと抜けてしまいミスをしてしまうのです。
   しかも最重要点をポカするのです。
   面白いと云えば面白い笑い話にも出来るのですが、事に
   よっては大問題になりえます。
   頭の中の関連がスパッと途絶えてしまうためです。
   今季の二種的傾向が一般的に認知されれば、のんびりした
   平和な世の中になるのでしょうが、、、、




   ■ 肩から足首へ 2016初春

   
  この時期、足首を振ってみると上手く振れない足首があります。
     特に内側は振れても外側に全く振れない方があるのです。
     この硬張った足首の側は、膝も可動性が悪く柔軟さを欠きます。
     骨盤の状況を反映しているのですが、この足首の硬張りを
     上胸部からの愉気で弛めます。
      相手の頭側に座り、肩付近に手を当て愉気をします。
     足首めがけて気を通しますと。足首側の観察者にもフッと

     感じられる、ヒビく感じがあります〜連動感や反応がある〜
     今は上胸部でも肩ないし肩の山を超えたあたりに、この
     ヒビく「処」があるのです。
     肩の人は手を当て、足首へヒビく方向性を感じ取りながら
     愉気をしていきますと、足首はずんずん弛んできます。

     詳細の解説は 季読み帖を!

   
   
       (足首の人は観察者、肩の人が愉気を行なう)





   ■ 三種の4種なり体操を試してみる〜2016春


  ◇この整体体操は、広く知られた四種修正体操を
   今の季節に適うように多少、改良したものです。

    
     (動画は3回リピートされます。)



   各動作手順

  
@まず仰向けに寝た状態で、重心側の足を床を擦りながら
    くの字に曲げていき、同側の手で膝辺りを引っかけるように
    持ちます。次に、吐く息で床面から3センチほど曲げた足を
    持ち上げていきますここで、足は伸びる方向、手は膝を引き
    上げるよう力を拮抗させた状態を保ちます。

    



   A次に、一呼吸後の吐く息で、伸ばしている逆側の足をそのまま
    の位置で、多少つま先を立て気味にアキレス腱が伸びるよう
    床面から3センチほど持ち上げていきます。
    この時、背側のヘソの真裏より一つ二つ上あたりに緊張感が
    生まれます。

    


   B二呼吸くらい待って次の呼吸の間隙、息を吐き切って
    吸いに移る直前でくの字に曲げた足を、手を離し足は反動で
    ポーンと伸びるように、パタンと落とします。
    逆側の足はそのまま上げた状態を保ちます。

    


   C次の吐き切って吸いに移る直前の息で、今度は逆側の伸ばし
   て上げたままの足を、パタンと落とします。

    

  
※フニャっと落ちたり、呼吸が上手く使えなかったりして
   
失敗したなと思ったら、サッと起き上がってしまいます。
   
もう一度やり直します。トライは2度までで上手く
   
いかなくてもそのまましばらく正座してまた翌日にやり
   
直します。一日一回以上は行ないません。

   
体操を終えた後、股関節や坐骨周辺、骨盤等に違和感や
    圧痛を感じることがあります。これは腰椎部の椎側の弛み
    に弾力を取り戻すための経過的な反応です。
    しばらくしてこの違和感は消えます。一日を経てなお
    残っているようなら熱めの湯船に浸かってサッと出る
    と云うお風呂の入り方をすると無くなってしまいます。



   この4種なり体操は、本来であればこの時期、三種の修正
   体操を行なうべきなのですが、今冬の暖冬傾向の影響で
   腰椎2番が弛んでしまい、三種的な発散がうまくいかない
   ため表向き四種的な傾向から、三種の鬱散誘導に道づける
   ため四種修正体操を迂回利用して行なっているのです。
   けれど、世間全体の動きは明らかに三種的な鬱散の状況が
   あふれていて、仲よくまとまっていた集団の突如の亀裂や
   分裂、安定したネットワークや組織が、どう云う訳か暴走
   者が出て壊してしまったり、きわめて感情的な渦を巻いた
   ような鬱散の暴風が吹き荒れる季節なのです。
   けれど、それは象徴的なトリックスターが暴発した原因に
   よるのではなく、世間全体に広がる鬱散の要求が分裂と
   離合を促している結果なのです。
   またそこに今季は、四種的なねたみや嫉み、疑心や猜疑の
   渦の目もあり、実ににぎやかです。表向きは凪いでのどかな
   雰囲気の裡側ではヒタヒタ嵐の気配に満ちているのです。





   ■ 腰の要、腰椎3番にヒビかせる!!〜2016梅雨前


  ◇この体位動法は、2016年の春と梅雨前の
   鬱滞ラインに適うように構成されたものです。


      
     (動画は3回リピートされます。)



   各動作手順

  
@まず仰向けに寝た状態で、右足をお腹側に引き寄せるように
   曲げていきます。引き上げていくごとに腰椎4番あたりに
   緊張感が生まれます。〜おヘソの裏側より少々下〜
   膝頭を右手で掴み、さらに上に引き寄せようとします。
   膝はそれに対し逆方向に足を伸ばそうとして、そこに
   拮抗感が生まれます。この拮抗感を保ちます。

    


   A次に、逆側の左足の裏側の筋、大腿裏、アキレス腱から、
   足首の裏の筋まで伸びるように、つま先を立てぎみに
   ぐううと伸ばします。
   左足の裏を伸ばすことで、今度は腰椎3番に緊張が
   集まってきます。〜ヘソの裏側の背と腰のあたり〜
   この腰に力点が集まる感じが重要となります。

      


  
Bそのまま力が拮抗する感じを矯めて、こらえます。
   しばらく耐えて、次の呼吸の間隙で膝の手をするりと
   放すようにして、スタンっと反動で足が伸びて落ちて
   行くように拮抗感を崩します。
   パタッと足が落ちるのと同時に身体全体の力も抜きます
   しばらくそのまま静かに呼吸が整うのを待ちます。

   

      


   ヘニャっと上手くいかなくても、1日に1回続けることで
   腰椎部の弾力が出てくると、パタッと上手く足が落ちていく
   ようになります。その頃にはもうこの体位動法も不要となって
   いるのです


     コチラの動画もご参考に。 「季読み帖」





   ■ 膝の吸い、吐きを用いる〜2016梅雨前


   この体位動法は、泌尿器器系統の閊えツカエによって
   縮んだ膝裏と血行の関連する側腹とを併せて気の集注、鬱散を図る
   ことで、鬱滞した滞る系統を動かそうとするものです
   まず座姿勢で、右左の膝を交互に突出し、引くという動作をします

   @座して、右ひざを前に突き出す。左ひざを引く
   次に逆の膝を突出し、逆を引く
   この時、突き出した膝から発散感と引いた膝に吸い込み感がある事
   を感じ取るようにします。この感じが掴みにくい方を対象に行います

   A側腹(脇腹、肋骨下部から腸骨上縁までの脇の腹)を指で摘みます
   薄くペタッとした処か、厚ぼったく痛い処を摘み、先ほど選択した
   吸い吐きの分かりにくい膝の突き出し、引きを行ないます
   側腹を撮むと吐きと吸いの感じがはっきりしてきます
   順々に側腹の撮む位置をズラしていきます。そのつど膝を戻します






   (吐き出すよう突出し、吸い込むよう引くのが要点です)
  ※ 突出しと引きの膝を決めたら、ひとつ分膝を開くのもコツです





   ■ 腰椎3番の右3側の虚〜2016梅雨〜初夏


    梅雨から7月まで、腰椎3番の右3側(やや2側寄り)にずぶずぶ
   
 と弛んだ「虚」と云うべき弛緩の穴が生まれました。
   
 この「虚」は泌尿器の停滞を示し、それが呼吸器や循環器系へ
    
影響を及ぼしている停滞ラインの急処となっています。
    この停滞ラインは側腹近くを通って、肩甲骨外縁と脇の辺りに
    入って鬱滞が増す程、胸筋前部が縮まり、やがて胸郭そのもの
    が硬張ったうえで下がっていきます。
    腰椎3番の右3側の「虚」と云うものは、この半年間、非常に
    苛烈な泌尿器系の負担があったことの結露なのです。





     (腰椎3番および右3側の虚に力点が集まる感じが要点)


    
@仰向けで両膝を抱えるように両手にて持ちます。
     
膝を引き上げてくる時に腰椎3番付近が引締まる処まで
     
膝を引き寄せ、これを掌で引き上げつつ膝は足先方向に
     
膝を伸ばしつつ拮抗させて保ちます。
     拮抗感を保てないと、腰の真ん中辺りの力感がすぐに抜けて
     しまいます。


   
 A逆側の左膝を開いていき、腰椎3番の右3側の虚の辺りが
     
引締まる位置まで持っていき、ここでも掌と膝とを拮抗させます。
     この時、腰の中ほど辺りに偏り感、アンバランスな力感が
     いったん生じます。


    
Bしばらくそのまま保った後、開き気味の逆側の左足を息を
     吐き切った瞬間に
落とします。(伸ばします)膝を持っている
     手をスパンと滑らすように離して、いきなり拮抗感がはずされ
     た勢いで足はパタンと落ちていきます。(伸びていく)
     いったん一呼吸おいて今度は呼吸の間隙は考えずに

     
右足の手をはずし、ゆっくり落とします。(伸ばします)
    Cそのまま仰向けで呼吸が落ち着くまで寝た状態を保ちます。
     呼吸が安定したら、一度うつ伏せとなってから座り、その後
     立ち上がります。





   ■ 膝裏とアキレス腱、四側ライン〜2016.17冬


    膝裏の縮みとアキレス腱の縮みを解消するための愉気法と
    
体位動法です。
    
通常アキレス腱を伸ばすには、足裏の筋全体を足方向に
    
曳くようにするのですが、今季は常道でなくアキレス腱を
    
膝方向に伸ばすように愉気した方が適っているようです。
    
アキレス腱の上部の繋がり目あたりを縦方向に愉気します


      


    アキレス腱の上部、膝側の繋がり目あたりに掌を当てます。
    〜ふくらはぎの膨らみの途切れたあたり〜もう片方の手を
    膝裏付近に当て、アキレス腱の上部繋がり目を尻方向に
    〜上方向〜押さえつつ愉気していきます。
    あまり強くは押さえません。
    愉気していると坐骨付近〜臀部の下部のくびれあたり〜
    が温かになり、骨盤、腰部も温かになってきます。
    最終的にそのまま温かな感じが背中の4側ラインにまで
    昇っていけば終了です。




    次に以下の体位動法もご参考にしてください。
    
膝裏の縮みとアキレス腱の縮みを解消しつつ四側ラインに
    
働きかける体位動法です。
    
背中の四側ラインを丸めるように、開く感じでいったん
    
拡散を図り、骨盤、膝下、アキレス腱へと繋げていきます。


 

    (背中が開く感じを保つには肘の引き締まりと角度が要点)


    @背中を丸め気味に胸郭を開き脇から発散するように両
    
腕でコの字を作るように開きながら膝に手を当てます
    両膝頭は閉じてくっ付くくらいにして、しばらく保ちます。
    背中の四側ラインが開くよう拡散するように腕の角度を
    調整します。

    
A背中の拡散を保ちつつ、足のつま先を内股ぎみにハの字
    に合わせます。すると腰椎3番あたりの背筋が反りつつ伸びて
    きます。伸びると下を向いていた顔が前方に向き直ります。
    これらは自然にそうなるようにして、意識的には行ないません。
    腰椎の真ん中あたりがクッと反って引き締まると上体は持ち
    上がるのです。
    

    
Bしばらく状態を保ち膝裏の縮んだ側の下肢をおもむろに
    
後方に伸ばしていきます。アキレス腱まで伸びるように
    
すり足で後ろに引く格好です。
    Aまでの動作でかなり身体を決められた感じがあるので
    この状態で片足を後ろに引くのは相当に難しい体移動です。
    体が崩れず、肘や膝、腰部が抜けないように保ちつつ
    下肢をずらすのが要点になります。


    
※Bについては動作が崩れやすく難易度が高いので出来る
    
方のみで無理せず試してみてください。




   ■ 尿切り法〜2016.17冬


    尿切り法と云うのは残尿感や頻尿、尿閉の予防のため
    排尿のたびごとに行なう尿を切って後を残さないように
    するための行気動法です。
    排尿と云うのは、放尿時には順であれば気を吸いこんで
    行なっています。気の方向が集注方向と云うことになり
    ます。出し切ったなと思うところからサッと転換して拡散
    方向に移ります。ふあああと気が広がっていく感じです。
    この集注と拡散の気の動きが閊えないように気を動かし
    ておくものが尿切り法です。
    @尿を輩出し終わったと思うところからそのままの状態
    で始めます。
    
まず膝を曲げつつ身体を沈めます。
    A左側の内股を開き気味にしつつ、膝をくの字に曲げて
    
左側に重心をあずけます。
拡散の動きを助けるように
    
行ないます。(人により右足の場合もあります)
    Bさらに拡散するように左重心のまま腰を前に持ってい
    
き、前重心を重ねます。
    C しばらく待っていると拡散しきって、残尿がぽたりと
     
落ちます。
出し切って終了です。
    
※女性用には腰かけた状態で背筋を伸ばしたり、左右に
     
重心を持っていたりなどの方法で拡散を誘導して行な
     
います。

        
          (動画は3回リピートされます。)




   ■ 肩の穴で胸を開く〜2017初春


    左記の記事の腸骨陵下部の虚は腰椎1番を巻き込みます
    が、その影響で今季は胸椎3番が閊えている人が多く、
    この胸椎3番の強力な閊えが胸を縮ませ、胸骨を硬張ら
    せています。上胸部のこの硬張りが頭を弛ませないのです
    この状態を少々緩和しておくため以下の様な行気を用い
    た体位動法を組み立ててみました。
    @肩の付け根、大胸筋との繋がり目の凹みにスポッと指の
    納まる穴があります。この穴が詰まり気味になっており、
    この穴に気を集めて、ここから気を発散、八方に吹き出す
    ように胸と体を開いていきます。
    A足の開き、腕の返しと開きなどで肩の付け根の穴の気の
    集注密度を亢め発散を促しながら背をそらし気味にします
    しばらく耐えてポッと弛めます。


 
   (胸と体が外側に開く感じになればOKです。辺りが明るくなります)
    ※ 詳細は 「季読み帖」 をご覧下さい。




   ■ 首を自由にする〜2017夏


    この夏はなぜか首周辺の窮屈さが気になるのです。
    そこで、首を自由にする、首を開放する歩行動法を考えました。
    肩や胸から弛めて首を緊張の絡みから自由にします。


 
         (前方歩行)


 
         (後方歩行)




   ■ 歩行で身体を整える(もも上げ、膝回転、大股)〜2017冬


    膝の弾力が落ちてしまう初冬のこの時期に、膝の弾力を
    保てるよう様々な歩行方法を考えてみました。
    いずれも通常の歩き方をしていく中で、数歩、その中に混ぜて
    歩行をします。膝の弾力が抜けるとダイレクトに腰や腰椎に負荷が
    かかり、大きな負担となります。
    歩行はももを思い切り上げる、膝を回転するように歩く、大股に歩く
    の三種をやってみます。



 
         (もも上げ歩行)

   ■PCサイトをご覧の場合、動画を閲覧できないことがあるようです。
     こちらのURLからお入りください。 
     https://www.youtube.com/watch?v=-yG900YXWko


 
         (膝回転歩行)

   ■PCサイトをご覧の場合、動画を閲覧できないことがあるようです。
     こちらのURLからお入りください。 
     https://www.youtube.com/watch?v=hKo0OpwsDD0





   ■ お腹(腸の動き)を整える〜2017−2018冬


    乾きによる冷え、筋骨格系の硬張りと鈍り、冬はこのように
    体全体が動きの幅を小さくする季節です。
    そこで何か大きな片づけものをしたり、体を動かす必要が
    ある時は十分に準備運動をしておいて身体や筋肉を暖めて
    から使った方が良いのです。
    この鈍った感じは筋骨格系だけでなく、体の中の動きや反応
    も遅く、鬱滞がちなのです、乾きや冷えの裏側には実は
    腸の動きがおおきく関わっていて、この腸の動きの停滞が
    過剰食欲、頻尿、血行や血圧にかかわっているのです。
    この腸の停滞を緩和させるため以下の体位動法を考えて
    みました。。


    @仰向けになり右のそけい部、腸骨のすぐ脇辺りの硬張り
    
鈍った処をみつけ〜圧痛があります〜そこを押さえたまま
    
右膝をくの字に曲げ腰をやや開き気味に浅く立てます
     ちょうど良い角度になるとそけい部にプッと響きます。

   
 A逆の左足も同じように膝を浅く立て、当てているそけい
   
  部から腸をぐるっと一周気を動かすようにするのですが
     まず回しやすい右回りか左回しか確認します。
    
気を回しやすい方向でゆっくり気が動いていくように
    
臍から下のお腹を大きく一周します。一周すると起点
    
の処から内寄りに円の中心部に向かい気が動きます。
    
そこで一周が終わりです。上手くいかない感じがあったら
     もう一度やります。二回まで。足を戻し終了です。


      
 
        (動画は3回リピートされます。)





      以下、順次書き込みます。
 

    コチラもご参照ください。
     今までの 「季節の身体」 









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