身体動法 (さまざまな身体の動作により身体調整機能に、
                働きかける養生としての方法)



 
 ●目の徒手法
 ギックリ腰呼吸法
 活元運動
 ●活元動法
 ●
尿切り法





●目の徒手法
   
   目の疲労は、後頭骨の動き《開き縮み》、肩甲骨の動き《開き縮み》に関係し、
   これらの動きが幅を失い、痞え(つかえ)てくると精神的な疲労、腕の疲労
   《特に頭からの連絡がうまく腕に繋がってゆかない場合など》、
   頭の中の忙しさ等の過緊張が長く続くようになります。
   目の疲労感そのものが抜けにくく、目の奥が痛いなどと云う違和感を覚えるようになります。
   初冬になると、目の乾いた感じで違和感を覚え、TVなどをしばらく見続けると、非常に
   草臥れた感じが強いのです。
   この疲労は目の系統の鈍りを生み出していて、分厚く鈍い感じの脂(あぶら)や、触れても
   感覚がはっきりしないという点(スポット)が何ヶ処か出来ています。
   これを目《眼窩》、コメカミ、耳の縁、肩甲骨寄せと云う手順で抜いてゆきます。

   1.眼窩の脂取り⇒2.コメカミ上部の皮膚を伸ばす⇒3.耳の縁を引っ張る⇒4.肩甲骨を寄せる


手順1  目の眼窩(眉毛の下の目の骨の縁)の脂(あぶら)を取る。
     
脂(あぶら)とは、一種の鈍りのことで、疲労の度合いにより鈍ーい厚ぼったい、押さえると痛みがある
      脂のような状態を呈するため、総称して呼んでいます。
      眼窩(がんか)の骨の縁にこの脂、押さえているとざりざりした感じに変わる脂(あぶら)が滞留して
      いますから、眉毛の眉間側の始まり付近、へこんだ処からじっくり脂を浮き上がらせて、そのまま脂を
      掴んだまま目尻にまで、順に指を眼窩にそって滑らしてゆき、脂を動かします。
     


  
     

@眉毛の眉間(みけん)側の始まりの下側の縁に
  気をつけて観ると小さな凹みがあります。この穴に
  親指をあてがい、じっと押さえていると脂のような
  ぼうとしたものが浮かび上がってきます。これを
  掴んだまま、眼窩の骨の下縁にそってゆっくりと
  なぞるように滑らしてゆきます。
A脂(あぶら)の感じはざりざりした感覚で、疲労度が
  高いほど、痛みがあります。このざりざりを掴まえ
  たまま、目尻にまでもってゆきます。
B最後まで目を閉じたまま行ないます。
  眼窩を斜め下から斜め上方向に押さえながら
  目尻方向にずらしてゆきます。
  二度、行ないます。二度やったら、目を閉じたまま
  次の手順に進みます。



手順2  コメカミの皮膚を引き上げる。
     
     
この方法は目を開けてやってみると、鈍い感じのところほど斜め後方に引き上げることで
      視界がはっきりとして、焦点が合う感じがします。(目の徒手法の場合は、一連の手順の間は
      目を閉じています)
 


  

@コメカミの上部の皮膚を親指以外の四本の指で
  引き上げ、さらにそのまま斜め後方に引き上げ
  ます。
Aいったん弛めて、次に今より上の部分の皮膚を
  指で上げ、そのまま斜め後方に引き上げます

Bまたいったん弛め、と云う具合に少しづつ
  引き上げる部分を上にずらしてゆきます。
C皮膚を骨からはがすような感じで、引き上げます。
  鈍った部分は厚いぼんやりした感じ、たるんだ
  感じがあります。


 

手順3  耳の縁を引っ張る。
      視力が落ちると、額が落ちてきて、耳の外郭が硬張ってきます。額の落ちるのに伴う
      コメカミの鈍りを前述の方法でひとつ解消してから、耳の硬張りを抜く方法を行ないます。
      耳の縁(フチ)の部分が、数ヶ処硬張っていますので、これを引っ張りながら抜きます。
      ぴんっと最後に弾くように離すのがポイントとなります。

 


   
@耳の縁を上、斜め上、横、斜め下、下方向に
  指でつまんで引っ張ります。
  伸びない方向、引くと痛みのある方向を見つけ
  その方向に強く引っ張ります。
A引いたまま、伸びきったなと思うところで、
  ぴんっと引き離します。

B硬く伸びない縁を2〜3ヶ処見つけて引っ張って
  おきます。

 

手順4  肩甲骨を寄せる。
      肩甲骨が、動きにくい感じを「はがれない」と言っておりますが、実際に寄せたり、上げたり、
      下げたりの動作を一度してみますと、思い通りにいかない感じがあって、動かない感じが掴めます。
      これを腕を連動させて寄せることで、引き剥がす感じで肩甲骨の弾力を取り戻します。

 

@小指を手首を捻ることで回転させながら、
  掌が天を向く位置になったところで、
  腕がある程度伸びた状態で、そのまま後方に
  持ってゆき、肩甲骨を寄せてゆきます。
A肘の高さが肩より下がらないように、寄せ
  にくい肩甲骨をもうひとつ寄せます。
B寄せきったところで、ぽっと抜きます。
  ぐううーともって来たところで、ぱっと力を
  抜き放つことが要点となります。

 

 


●ギックリ腰呼吸法
  
   「ギックリ腰の対処法
   ギックリ腰は呼きながら身体を動かした時になります。
   重いものや肩から上のものを取ったり、捻った体勢で
   動いたりした時に気を抜いて呼いているのです。
   呼吸の間違いが原因ですので、対処法は呼吸を使うのです。
   下図のようにお腹にて置いて、しだいに呼吸を深めていきます。
   呼く息を長く深くします。お腹の凹むのに沿って手を押さえます。
   深まってきたら、吸う息のお腹の盛り上がりに少し抵抗を
   加えます。押さえたままさらに呼く息で押さえ気味にします。
   2,3呼吸押さえて耐えたところでポッと抜きます。
   呼吸が深く大きく入り、盛り上がります。
   数回やって終えたら一度うつ伏せになって起き上がります。
   

                                               

           (動画は2回リピートされます。)

  





●尿切り法




文字通り、排尿の直後の尿を切る動法です。



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